214本目の乙女ゲーム。
Kalmia8さんのPC用ソフト「鳥籠のマリアージュ」の作品紹介です。
攻略キャラ、キャスト、キャラ別感想&ネタバレ(あらすじ)、全体の感想をまとめました。
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作品紹介
幼い頃に母を亡くした主人公は、いつしか母にそっくりの少女に育っていた。
母の亡くなった原因は産後の肥立ちが悪かった事。
だから彼女の記憶の中の母は、いつもベッドにいる姿ばかり。
それでも美しい母に憧れていたのだ。
そんな母はとても父に愛されていて。
だからだろうか?
父は彼女が母に似た少女に育っていく様子に、彼女を見ないようになってしまった。
きっと愛していた妻を思い出して辛かったのかも知れない。
聡い彼女はそんな父の様子に気付き、知らずその距離を置くようになってしまった。
熱を出しても父には言わずに薬を飲んで眠るような生活。
ただ迷惑をかけたくなくて。
そうして不器用にしか笑えない、少し人付き合いの苦手な女子高生に育った彼女。
父との心の壁は未だに取り払わないまま、その壁は永遠に壊す事が出来なくなってしまった。
なぜなら父は交通事故で亡くなってしまったから。
社長を務めていた父の元、何不自由のない生活を送ってきた彼女が、一瞬にして父の残した借金を背負う事に。
身寄りのない彼女は、自分の今後の生活はもちろん、高校生にして社員の生活の心配もしなければならなくなってしまった。
途方にくれた彼女だったが、そんな時、彼女へと救いの手を差し伸べてくれる人が現れたのだ。
それが父の古くからの友人だという大企業グループの代表、真行寺惣一。
そうして真行寺惣一が後見人となり、会社も真行寺グループに吸収される事になり一安心した彼女だったが、引き取られた真行寺家で告げられた言葉に困惑させられる。
二人の息子のどちらかと結婚して欲しい。
彼女を引き取る事、父の会社をグループに入れ、借金を肩代わりしてくれる事の条件とでも言うように告げられたそれ。
とんでもない事だと思いながらも、助けて貰った恩や、社員の今後を考えると、断ることが出来ない彼女。
そうして始まる新しい暮らしの中、彼女は次第に鳥籠の中へと追い込まれて行くのだった。
攻略キャラ
・真行寺悠人(cv.ワッショイ太郎)
・三枝翔太(cv.春野風)
・葉山司(cv.鳩マン軍曹)
・真行寺惣一(cv.暮氷佑)
キャラ別感想&ネタバレ
※攻略した順番に記載させて頂いてます。
☆はお気に入りキャラです。
全体の感想
タイトルの通り、病んでいました(笑)
病んでいる系はあまり得意ではないのですが、楽しくプレイ出来ました。
私は兄の悠人さんからプレイし、その病み方に驚きましたが、弟は弟で、最初にときめき過ぎた分、奈落の底に突き落とされた気分に(笑)
それでも兄の病み方が苦手な感じだったからか、割りと弟の方は後半受け入れられるようになりました。
動くスチルがある…という噂を聞いてワクワクしてまいしたが、凄かったです。
全てのスチルが動く訳ではなく、ハッピーエンドを見た後に、EXTRAにおまけとして追加されるアフターストーリーがあり、そこでのスチルが動きます。
もう、凄いいいです!
こんな風に動かしてくれるの、凄いお金かかるだろうな…と思いつつも、全てのスチルがここまで動くようになったら、多少高くても買う!って思いました(笑)
シナリオは、こういうジャンルのゲームって、いつもしっかりしているものが多い印象ですが、この作品もやっぱりしっかりしたシナリオでとても良かったです。
文章も綺麗でした。
スチルも結構枚数も多くて、メインの攻略キャラは兄弟二人ではあるのですが、充分なボリュームに感じました!
私はたどり着けてませんが、秘書の方とお父さんも攻略可能なんだとか。
お父さんは、彼女の母となんか関係ありそうなので、見てみるといいんじゃないかと。
凄く楽しめましたし、動くスチルの衝撃が、しばらく忘れられそうにありません(笑)
素敵な作品をありがとうございました!
オススメ度&満足度
オススメ度:★★★☆☆
個人的満足度:★★★★☆
本当はもっとオススメしたいものの、病んでいる作品なので、苦手な方もいるかな?とオススメ度は控えめに(笑)
でも、動くスチルの凄さを、多くの方に知って頂きたいです!
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