スチームプリズン-7つの美徳-【イネス・ハインリヒ・ハイネ】

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HuneXさん、dramatic createさんのPSVita用ソフト「スチームプリズン-7つの美徳-」で君嶋哲さん演じるキャラクター、イネス・ハインリヒ・ハイネの感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

CVは君嶋哲さん。
HOUNDSの副リーダーで、HOUNDSの中では常識人と言う印象。

ザクセンに捕らえられた彼女を釈放してくれたり、彼女に仕事を与えてくれたりと、面倒を見てくれた人。

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感想

正直最初は全く興味がありませんでした。
フィンに辿り着く為の攻略と捉えていました。

が、攻略してみたら思ったより素敵でした。
それでもビジュアルは若かりし頃の髪の長めのイネス殿の方が好きです(笑)

シナリオも予想外の展開で良かったです。
まさかそう言う展開があるとは思わなかったので。

普段ならそこまで好きじゃなさそうなキャラですが、保護地区という特別な環境と、HOUNDSと言う恐ろしい集団のある世界では、とても心安らげる存在に思えました。

そして今回フィンが今までほど病んで見えなかった事が嬉しかったです。
後はユネ様にも実は興味なかったのですが、イネス殿のシナリオのお陰で攻略したくなりました。
そこも嬉しいポイントでした。

ネタバレ

お前が日の当たる世界で笑って生きている姿を見てみたい。
自分はそう思っている。
だから共に来た。
君の未来は自分が背負ってやろう。

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酪農家に生まれた彼は、その身体能力が評価され警察官となった。
下級警察官時代は、貴族の居住区の担当でよく見回りをしていた。
ある日、パートナーを待っていると、探し物をしている幼い少女と出会い、少女の大切なペンダントを見つけ、家の近くまで送ってやった事があった。

その事がキッカケでその少女は、警察官になったのだが、下界の保護地区で再会した彼と彼女は互いにそれに気づかなかった。

彼がHOUNDS送りとなったのは、パートナーの自殺が原因だった。
警察官の決まりで、パートナーが何か事件を起こすと連帯責任でもう一人は失職しHOUNDS送りとなるからだ。

けれど彼は納得していなかった。
なぜならパートナーの死に疑問を抱いていたから。
不審な死であったし、彼のパートナーはある政治家の事を調べていた事も知っていた。
だから感じ取ってしまったのだ。
パートナーの死には何か陰謀めいた力が働いているのでは?と。

そうしてHOUNDS送りになった彼は、いつか上界へと戻りパートナーの死の真相を調べる決意をした。
だから先代のスィアの死後、新たにリーダーになったザクセンの元、人殺しを強要される事もあり、正義感の強い彼には耐え難い行為ではあったものの、上界行きの為に心を殺して従ってきた。

もちろん、彼はリーダーになる前のザクセンも知っている。
頭を使うのが得意で、スィアの片腕としHOUNDSの為に尽くしていた事も。
HOUNDSの為と下界のある地区との取引交渉をした結果、相手の罠にはまり、多くの仲間とリーダーの命を亡くす事件の直後、動揺するHOUNDSメンバーをまとめる為、力による支配しかなかったから今に至ると言う事も知っている。

それでも現在のザクセンは、気分次第で酷く残忍な事もするようになってしまっていた。
それでも彼は逆らわなかった。
そのザクセンの機嫌次第たったからだ。
彼の上界行きも。

下界に落とされたものが上界へ戻る手段は、まずはザクセンを納得させて、上界へ申請して貰う必要がある。
つまり保護地区の住民では、その第一段階で躓いてしまうのだ。

そうしてザクセンに従い、無事に上界への申請を終えた。
その頃、彼は彼女と出会った。
中級警察官の視察でやってきた時に、ザクセンとの私闘を繰り広げ、こちらに来たばかりの頃もザクセンに捕まり、彼が釈放した事もあった。

そんな印象的な彼女は、保護地区で世話になっていた家族を殺され、その犯人の男と揉み合っている所を彼に助けられた。
男は上界で決められた相手ではなく、リエリスと恋をして下界へ落とされた。
リエリスと生きていく為に、その男は保護地区から出て下界で出稼ぎをしたのだが、リエリスには何も告げずに姿を消した。
一人になったリエリスは、女の身で生きて行くために体を売ったのだ。
そうしてメルローを出産。
けれど自分が出稼ぎに出ている間にリエリスがどうしているかを知らない男は、出稼ぎから戻ったら他の男との間に子供を作っていた…と思い逆上し、息子を殺害しその後リエリスまでも殺害したのだった。

そうしてリエリスの家で家捜しをしている所、そこの住人である彼女が現れ、男が自分のした事を話したものだから、今度は彼女がそのことに怒りを押さえられずに男に襲いかかったのだ。
そうして揉み合っていた所にHOUNDSがやってきて、二人を止めたのだが、男が彼女を親子の殺害の犯人とし、さらに自分のことも殺そうとしたと嘘の証言をした。
幸い副リーダーの彼が居てくれた事から、彼女からもちゃんと事情を聞いてくれた事で、彼女は無実を認められた。

それがキッカケで、彼は仕事を探す彼女に、自分の教師になってくれないか?と頼んだ。
そうして無学だと言う彼に、彼女の知っている知識を教えると言う教師の仕事を得た。
お陰で彼女は食材を買えるようになったのだが、料理など作ったことがなかった。
そうして最初はパンと水のみで生きていた彼女に、彼が料理を教えてくれたのだった。

そんな交流を繰り返す中、互いに色恋に疎いものの、次第に特別な存在と思うように。
そうしてそんな交流はずっと続くと思っていたのだ。
しかし、彼の上界へ戻る申請が通り、上界へ行くことになってしまったのだ。

自ら望んだ事だったのに。
彼女との時間は非常に心地よく、上界へ行くのを躊躇ってしまうほどだった。
それでも自分にはやるべき事があるから。
だから彼女にHOUNDSに来てから貯めていたお金の全てを託し、上界へ行くことを告げたのだ。

けれどすんなり聞いてくれる彼女ではなかった。
彼女も同じだったから。
自分の無実を晴らし、両親を殺した真犯人を捕まえたいと思っていたから。
だから彼の上界行きを聞き、単純に離れたくないと言う思いだけでなく、自分の願いを叶えたいと言う思いから、「私も連れて行って貰えないだろうか?」と頼んだ。

彼はきちんとした手続きを踏んでいるが、彼女はそうではない。
万が一見つかれば命の危険にさらされる。
保護地区に残していけば、彼女の願いは叶わなくとも、死ぬことはないのだ。

だから葛藤した。
そして葛藤の末、彼女を連れて行くことに決めた。
彼は私闘の末に命を落としたために上に報告されてないHOUNDSのメンバーの名前を借り、髪を切った彼女はHOUNDSの制服を身につけ、その人になりすまし上界へ同行させる事に。

出発の当日、駅で待ち合わせをした二人。
少し遅れて彼がやってきたと思ったら、直後ザクセンがHOUNDSのメンバーを大勢引き連れてやってきた。
勘のいいザクセンは、彼が何かを企んでいる事に気付き、わざわざ大勢を引き連れて確認に来たと言うわけだ。
イネス、一人で行くんじゃなかったのか?そいつは誰なんだ?」と。
その問いに彼女だとバレないように誤魔化そうとしてくれた彼だったが、彼女は自ら名乗り出て「ザクセン、決闘を申し込む。もし私が勝てばこのまま上界へ行かせてほしい。負ければお前の好きにして構わない」と。

決闘を制したのは彼女だった。
そうして手負いになった彼に「負けを認めろ」と言う彼女だったが、そんなザクセンをHOUNDSのメンバーが殺そうとするのだ。
ザクセンには理不尽な目に遭わされた連中ばかりだ。
仕返しをするなら今しかないと、HOUNDSの大部分の人間が思ったのだ。
彼と彼女がそんなHOUNDSたちを止めたのだが、そんなメンバーの前で、ザクセンは自ら命を絶った。

そうして無事に上界へ行き、彼が用意してくれた名前で彼のパートナーとして迎えられた彼女。
そんな二人は、それぞれの目的のために上界での行動を開始した。
まずは議会を見学すること。
彼はこの日に備え、教師となった彼女から、貴族と政治家についてを学んでいた。

そうして誰か政治家に話を聞きたいと言う彼に、彼女は元婚約者のフィッツジェラルドを紹介してくれたのだ。
フィッツジェラルドは父親が議長を務め、親子ともに政治家、貴族や政治家に関する情報を聞くならもってこいだろうと思ったのだ。

そうしていざフィッツジェラルドと会った彼女は、まずは自分の事情から話す事になった。
自分は犯罪を犯していない事、両親は何者かに殺された事を話した彼女。
するとその話を彼は信じてくれたのだ。
君がそんなことをするはずないって思ってたんだ…と。

そうして彼女の無罪を証明する証拠探しを手伝うと言ってくれたフィッツジェラルドは、その日のうちに彼女の家に入れるよう手配してくれると言う。
そうして今度は彼の頼みをと思ったらところで、彼は急に自分はいいと言い出したのだ。

その後彼に部屋に戻って詳しく事情を聞いてみると、あんなにアッサリと信じてくれるなんて、大丈夫なのだろうか?と案じていた。
そうして彼は彼で、自分で昔の知り合いのつてで、情報を提供してもらえる事になった。
その後、彼女も彼が情報を提供してもらえる同じ日時に、やはりフィッツジェラルドに呼び出されたのだ。

呼び出されたのは神官院の礼拝堂。
そこでフィッツジェラルドは話してくれた。
自分が彼女の両親の命を奪ったのだと。

フィッツジェラルドとその父は、下界のグリッサードと人身取引を行なっていた。
そうして彼女を欲するグリッサードに彼女を引き渡すため、彼女の両親の命を奪い、その罪をなすりつけ下界送りにしたのがフィッツジェラルドだったのだ。

その事に怒り、フィッツジェラルドに手を出した彼女だったが、そこでフィッツジェラルドがあらかじめ待機させていた警察官に取り押さえられてしまう。
所がそこで意外な人物が助けてくれた。
それがこの世界で神として崇められる不死の存在であるユネだった。
たまたま礼拝堂に居て、フィッツジェラルドの罪の告白を全て聞いていたと言うのだ。

そうして彼女を助けたユネは、君が命を狙われたと言う事は、パートナーも危ないのでは?と教えてくれた。
そうして彼女は急ぎ彼の元へ駆けつけると、彼は大勢の警察官に囲まれていた。
一人ではやられていただろう。
けれど彼女が来てくれ、背中を預ける事で無事にこのピンチを切り抜けたのだ。

警察官は民に忠誠を尽くす…と教えられる。
けれどそこでも有力な貴族は、幅を利かせていた。
だから警察官も自分たちの利益のために、忠誠を尽くす相手は民ではなく貴族になってしまう。
だから貴族の事件を明るみに出そうとした彼のパートナーは、消されてしまったのだ。
警察官によって。
おそらく追っていた事件はフィッツジェラルドの絡む人身取引だったのだろう。

事件の真相を知ることとなり、命の危機も脱した二人。
彼は警察官として復帰するために上界へと戻ったのだが、目的を果たした今、再びHOUNDSへ戻る事を決意。
ザクセン亡き今、臨時のリーダーで不安定な保護地区を立て直す仕事をしたいと言うのだ。
そうして新リーダーとして赴任するにあたり、サポートが必要だから来て欲しいと彼女に頼んだのだ。

上界に残った所で、家族を失った彼女に行き場はない。
居たい所はと言えば、恋い慕う彼の側だ。
だから迷う事なく了承した。

HOUNDSに戻った彼と、新メンバーとして赴任した彼女は、HOUNDSの施設ではなく彼女がリエリス達と暮らしていたあの家に二人で暮らしている。
保護地区の様子を視察しながら仕事をするだめだ。
仕事のためと言えど、恋する二人の二人暮らし。
まるで夫婦のように甘い日々を送っている。
いつか本当の夫婦として、支えあいながら、保護地区に暮らす人々の為に、忠誠を尽くし生きていくことだろう。

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自分を好きに鳴ってくれた事、深く感謝する。
剣は国に捧ぐが、愛と呼ばれる感情は君だけのものだ。
末永く共にいよう。

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