絶対迷宮 秘密のおやゆび姫【マッチ売り】

この記事は約13分で読めます。
PSVita用ソフト 
ブランド:花梨エンターテイメント 
ジャンル:童話系メルヒェンAVG 
発売日:2015年7月30日

花梨エンターテイメントさんのPSVita用ソフト「絶対迷宮 秘密のおやゆび姫」で山谷祥生さん演じるキャラクター、マッチ売りの感想とネタバレ(あらすじ)をまとめました。

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キャラクター紹介

※「絶対迷宮 秘密のおやゆび姫」は乙女ゲーム制作ブランド『TAKUYO』の作品です。
 バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは山谷祥生さん。
おやゆび姫と同じヒュン村で育った幼馴染

祖父と二人で暮らしていた彼だが、ある時森に行った祖父が戻らなくなり今は一人。
祖父の残した『魔法のマッチ』を形見として持っているが、使ってみても何も起こらない。
魔法のマッチの事は、村の子供たちからも馬鹿にされてしまい、自分も祖父の言葉を信じきれなくなっている部分も。

黒の兵士に村が襲われた際には、彼女の母に彼女を託され、森へと逃げてくれた彼。
以来彼女が元の大きさに戻る方法を探す旅に、同行してくれている。

感想

別サイトにまとめた攻略直後の感想です。

429 Too Many Requests

ネタバレ(あらすじ)

ごめんな、お前を騙すような真似して。
だけどオレ、こんな方法きか思いつかなかったんだ。
とうしても失いたくないヤツを守るやり方。
オレにはこんなのしか選べなかったんだ。

神速の刃

大陸を跨ぐ大国オーデンセには心優しき王がいた。
息吹の魔法使いと称されるヴァルファに「天才」と呼ばれる素晴らしき人物で、その人柄に惹かれ、多くの頼もしき仲間が集まり、国は見事に統治されていた。

集まったその仲間たちの一人は、『神速の刃』と呼ばれる凄腕の将軍のラグナ
もう一人は『息吹の魔法使い』と呼ばれるヴァルファ
二人は親友で、共に若き素晴らしき王を誇りに思い、生涯支えていこうと誓っていた。

所がある時、王は変わってしまった。
深淵に魅入られ、邪神ロキと契約を交わし闇の力を手にしてしまったのだ。
そこから全てがおかしくなってしまった。
あの優しかった王はヌードキング(裸の王様)と呼ばれ、恐れられる存在に。

そうして裸の王様は、ヴァルファに命じた。
何者にも脅かされない力の源を作り出せ」と。
既に強大な闇の力を手にしても尚、強欲に力を求めた王。

そんな変わり果てた王の姿と、黒の魔法使いにより息子が実験台にされたことにより、ラグナは王の元を去った。
黒の兵士と呼ばれるトカゲや、闇夜の月の監視から逃れ、田舎にあるヒュン村へと辿りついた。
神速の刃の将軍ラグナであると悟られないよう、その顔を焼き火傷を作って。

そうして息子と共に村に移り住み、貧乏ながらも平和に暮らしていた。
息子は村の娘と結ばれ、ラグナには孫が生まれた。
ラースと名付けられたその男の子は、不器用だかとても優しい男の子だった。

けれどある時ラグナ一家は盗賊に襲われた。
息子の妻が殺され、息子も殺されそうになった時、ラグナは剣で助けようとした。
しかし心優しき息子は、「ダメだ!父さん!」と声を荒げた。
一度剣を振るえばその剣捌きで神速の刃であるとバレてしまうから。
そうして息子は父の正体を隠すために、その命を捧げた。
命をかけて、自分の父と息子を守ったのだ。

そうしてラグナと孫のラースは、二人きりの家族となってしまった。

未来の可能性を秘めた種

一方王の元に残り、王の命に従っていたヴァルファ。
言いつけ通りその力の源となる種作りに没頭していた。

ある時女神フレイアの作り出した種を見つけ、それを元に研究を重ね種を作った。
しかしヴァルファの作る種に魔力が宿る事はあっても、そこに魂が宿る事はなかった。

だから彼は古の時代に生み出されたフレイアの種を修復することにしたのだ。
研究に研究を重ね、ヴァルファは二つの種の修復に成功した。
一つは魔力が不安定な不完全な種
もう一つは魔力は完全ながら目覚めの遅い種
その二つの種は二つが揃う事で初めて完全なる力を発揮するものだった。

王の命により作り出した種。
しかし完成した時に考えてしまった。
これを王に渡していいのだろうか?と。
変わってしまったあの王に、これほどの力を与える事に不安を覚えたのだ。
そうして思案の末決意した。
種を処分する事を。

しかしその夜、ヴァルファの夢に女神フレイアが現れた。
そうして彼に言ったのだ。
種を持ち城を出なさい」と。

夢に従いヴァルファは不完全な種を絶対に見つからない安全な場所に隠し、目覚めの遅い完全な種を持って城を抜け出した。
向かう先は親友ラグナの居るあの村だ。

そうして二人で話し合った結果、未来の可能性を秘めた種を闇の魔術に利用されてはならないと。
だから種を心優しき人に託す事にした。
助言をくれたのはラグナだ。

選ばれたのは、ラグナの家の中で近くに住んでいるアデル
彼女には子供がおらず、とても心優しく善良な女性だ。
そうしてヴァルファはアデルに種を渡した。
その種からは小さな子供が生まれるだろう…と。
けれどヴァルファは魔法をかけた。
その小さい子供が人間のサイズで生活出来る様に。

そうしておやゆび姫は、アデルの元、花から生まれ、母のアデルの愛情を一心に受け優しい娘に育ったのだ。

マッチ売りとおやゆび姫

よそ者の貧乏人
幼い彼はそう皆にいじめられていた。
だから友達なんて一人も居なかった。

ある日祖父はそんな彼をお隣のアデルの家へと連れて行った。
そこには彼と同じ年頃の娘がいた。
おやゆび姫だ。
彼女もまた人見知りで外に出ない子なので、彼同様に友達が居なかったのだ。

そうして互いに一人ぼっちだった二人は、その日出会い、一番の友達になった。
彼女がある日突然小さくなっても、二人の関係は変わらなかった。
そうして彼は、あの日黒の兵士に村を焼かれた時、彼女の母のアデルに彼女を託された。

初めは二人きりの旅だったが、途中で沢山の仲間と出会った。
そうして様々な出会いの中、彼女は小さくなったのではなく、元から小さかった事、ヴァルファの魔法であの日まで人間のサイズだった事、再び大きくなるには『霧花の雫』と言う薬が必要な事を知った。

そうして人魚姫と出会い、海の魔女と出会った事で、彼女は無事に霧花の雫を手にいれ、人間の大きさに戻る事に成功。
そこで彼らの旅は一度終わりを告げた。
それぞれ別の目的で旅をする事になったのだ。

彼女は自分を狙う王の事を解決しなければならず、まず彼と共に二人の故郷のヒュン村へと戻る事に。
そこで二人は彼の祖父ラグナの手紙や、彼女の種を作ったヴァルファの手紙を見つけ、隠された真実を知る事に。

そんな時だ、二人を黒の騎士が襲ったのは。
そうしてその戦いで傷ついた彼は黒の騎士にケブンハウン城の王の元へと連れて行かれ、彼女は花の王子に助けられた。

対の種

自分の出生の秘密をヴァルファの手紙で知った彼女。
そこには対の種を探すよう書かれていた。
彼女は王に無尽蔵の力を与える存在であると同時に、唯一の弱点ともなりうる存在
その真の力を目覚めさせるには、対の存在は不可欠なのだ。

そして幸運な事に、彼女を助けてくれた花の王子、彼こそがその対なる存在だったのだ。
安全な場所に隠したとされる対の種は、彼女の仲間であったアヒルの子の腹の中にあった。
そうしてその時にアヒルの子に力が宿ったと言う。

元々アヒルの子はヴァルファの弟子の黒の魔法使いの実験により、成長できない雛鳥となっていたのだ。

そうして花の王子が無事に外に出ておやゆび姫と同じサイズになってからは、ずっとアヒルの羽毛の中で過ごしていた。
花の王子は彼女よりも魔力の扱いになれていて、自分の魔力をうまく利用し、ニンゲンのサイズにもなれるのだ。

一方、一度は霧花の雫により人間のサイズを取り戻した彼女。
しかし霧花の雫の力は万能ではなくあくまで一時凌ぎ。
だから彼女が魔力を使いすぎるなど、何かがあればその効果は失われると言われていた代物だ。
案の定、黒の騎士に襲われた際に魔力を使いすぎ、彼女は再びおやゆびサイズに戻ってしまっていたのだ。

そんな彼女の仲間たちとの旅の間も、実は花の王子はアヒルの羽毛の中でずっと彼女を見守っていたのだ。
その二人の力を借り、彼女は彼を助けに王の元へと向かう事に。

一人でだって行くつもりだった。
彼女は諦めが悪いのだ。
例えどんな状況になろうとも、彼のことを諦めるなんて出来る訳がなかった。

そうして無事にケブンハウン城へと忍び込んだ彼女たちだったが、黒の兵士となった彼に捕らえられてしまった。
いつも赤いマントだった彼は、今漆黒のマントを纏い、赤い目をしていた。
その瞳はまるで知らない人のように冷たかった。

ツバメの騎士

彼女を『陛下への捧げ物』と呼び、王に差し出そうとしていた彼。
けれどそれは本心ではなかった。
確かに闇の力を手には入れていたが、それは彼自身が力を欲して望んだものだった。
ただ大切な彼女を守りたかったから

きっとこんなやり方は正しくない。
でも彼のあの魔法のマッチだけでは、王はおろか黒の騎士にさえ歯が立たない。
だから彼女を守るために、どうしても力を手に入れたかったのだ。

それでも心までは売り渡していなかった。
彼女を王に捧げると言って連れて出た彼は、屋上まで行きそこのドラゴンに彼女を乗せて一人逃したのだ。
お前だけでも助かってくれと。

その後その行動を黒の魔法使いに見つかり、魔法でボロボロにされてしまった彼。
そして屋上にいた他のドラゴンは、黒の魔法使いの命令で彼女を捕らえに向かった。

複数のドラゴンに追い詰められた彼女。
そこに旅の途中に知り合い、何度か彼女を助けてくれた竜騎士シリウスドラゴンが現れ助けてくれた。
そうして「ここは私たちに任せて、あなたはあなたの行くべき場所へ向かいなさい」と。

彼女の向かう先ははケブンハウン城。
そう彼女は諦めが悪いのだ。
彼だけを残して逃げるなんて出来なかった。
ましてや自分のために闇の力を手にした彼を放っておけるはずなどないのだ。

たどり着いた城の屋上には二つの扉が。
右の扉を選んだ彼女はその先に黒の騎士を見つけた。
しかし既に黒の騎士はボロボロで倒れた状態。
顔をつついてみると、幸いまだ息はあるようだった。

黒の騎士はあの日ヒュン村を焼いた人。
だから当然憎しみの気持ちもある。
だってあの事件で彼女の母は命を落としたのだから。
それでもそのまま捨て置くことは出来なかった。
だから黒の騎士に癒しの魔法を使った彼女。
その時黒の騎士の心に触れると、そこには黒の騎士になる前のツバメの騎士だった彼がいた。

心優しき騎士だった彼は、マッチ売りの祖父ラグナの弟子だった。
剣の腕前も素晴らしく、ラグナに若き王を頼むと託されていた。
だからそばにいたのだ。
いつか陛下を救えるのでは?と。
けれど救うことができぬまま、闇の力です黒の騎士となり、罪に染まった。

そのことを知った彼女は、黒の騎士の闇を光の魔法で浄化した。
そうして黒の騎士はツバメの騎士に戻ることが出来たのだ。

祖父との再会

その後ツバメの騎士と共に、王の元へとやって来た彼女。
既に人間のサイズに戻っている彼女が見たものは、心も完全に裸の王様に操られたマッチ売りの姿だった。

彼を救いたいと思った彼女だったが、そこには彼女がこれまでに出会い、彼女を助けてくれた仲間たちが囚われていた。
リューン、白鳥ナイト、花の王子、シリウス、氷姫、人魚姫…、皆捕らえられてしまっていた。
そうして彼女に従うよう命じる王。
だから彼女は抵抗する事をやめた。
仲間を犠牲には出来なかったから。

彼女を守る者は今やツバメの騎士のみ。
もうダメかと思った時、いつもマッチ売りのそばにいた老いた黒の兵士が、その皮を脱ぎ捨てた。
するとそこには死んだと思われていた彼の祖父で、神速の刃と呼ばれたラグナの姿が。

そうラグナは生きていた。
山から戻らなくなったあの日、黒の兵士に襲われ返り討ちにしたものの、全員戻らないと不審に思われ孫が危険に晒されるのではと案じたラグナは、倒したトカゲの皮を被りケブンハウン城へと戻った。
以来ずっと老いた黒の兵士として、王を救う機会を狙っていたのだ。

そうしてラグナが加勢してくれたものの、ラグナの孫であるマッチ売りは既に心も裸の王様のものだ。
王を守る駒と成り果てた彼は、相手が自分の祖父と気づかないまま攻撃を仕掛ける。
それでもラグナは自分の責任だと、孫と戦い、ついにその腹を孫の剣で貫かれてしまった。

それでもそこまで立派になった孫の成長を喜び、さすがわしの孫だと呟き、側に居られなかった事を詫びるラグナ。
命尽きるその時まで、その心は孫を想い続けた。
そんな祖父の真心が通じたのか、彼は自分を取り戻した。

あなたがいなければ意味がない

祖父が犠牲になり取り戻した自分。
もう自身のやるべきことも思い出した。
だから彼は魔法のマッチで王と戦う。

しかし闇の力を持つ王にの前に、魔法のマッチはおもちゃも同然。
そこで彼は、焼け落ちた我が家の地下で見つけた闇のマッチを使う事に。
あの禍々しいマッチをみた瞬間、彼女は叫んだ。
ダメ、やめてマッチ売り」と。
けれど彼はどうしても彼女を守りたかった
今ならその力があるのだ。

だから彼は躊躇わなかった。
それを使う事で自分も闇に侵食されると知りながらも、彼は闇のマッチで王と戦う。

最初こそ余裕を見せていた王だったが、対象を燃え尽くすまで消えない炎に押され、最後はその炎が王を貫いた。
そうして金色の砂となり消えて行く王。

やっと王を倒した時、既に彼も力尽きていた。
闇の力の代償は大きく、彼自身の命も王と共に消えていたのだ。

それでも彼に駆け寄った彼女は、何度も何度も魔法を唱える。
癒しの魔法で彼を助けたくて。
けれど癒しの力では彼の体の傷を癒すことは出来ても、失われた魂を呼び戻すことは出来なかった。

あなたがいなければ意味がないじゃない!
助けてくれた彼の前に泣き叫ぶ彼女。
いつだってそうだ。
彼は彼女を置いて先に行ってしまうのだ。

けれど彼女は諦めが悪い。
だからいつも彼を追いかけていた。
しかし今回ばかりはそんな彼女にも、彼を追うことは難しいだろう。

そんな時だ。
彼女が母から誕生日に貰った指輪が眩い光を放った。
すると光の中に女神フレイアが現れ、彼女に言うのだ。
彼を助けたいのなら、あなたの光の全てを捧げなさいと。

だから彼女は自身の服の胸元を破り、いのちの種の埋まっているそこへと手を入れた。
痛くて唇を噛み締め、血を流しながらも彼女は緑色に光輝く命の種を取り出した。
そうしてその種を彼へとあてると、光は彼の中に吸い込まれ、彼女の命の種はその光を失った。

息吹のマッチ

彼女の光に助けられ、命を取り戻した彼。
しかしその命は彼女が自分を犠牲にして与えたものだ。
もうそこに彼女の魂はいない。
ただ動かなくなった彼女と、干からびた種があるだけだった。

オレだけ助かっても意味が無いだろ!
どうしてお前はいつも無茶ばかりするんだ。

いつだって彼女は彼を追いかけて来た。
ボロボロになりながらも必死に。
そして今回だって、命を掛けて彼を追いかけ助けてくれた。

もう呼び戻せない彼女。
動かない彼女を抱きしめ泣くことしかできない彼。

しかし彼のマッチの入った籠から、緑色のマッチが現れ光輝いた。
するとその光から、今度は息吹の魔法使いヴァルファが現れた。
そうしてそのマッチは息吹のマッチで、奇跡を起こすかもしれないと教えてくれた。

しかし息吹のマッチを一度使うと、二度と魔法のマッチを使うことは出来ないのだと言う。
そして使う者に少しでも邪な気持ちがあれば、そのマッチは大変危険なのだと。

それでも彼は迷わなかった。
この身に何が起ころうとかまわない。
もう一度彼女の笑顔を見ることが出来るのなら、腕だろうが足だろうが、なんだって捧げてやる
…と。

そんな決意で息吹のマッチを擦った彼は、干からびた命の種に火を灯した。
燃えた種は黒焦げになり、崩れ落ちたかのように見えた。
しかし崩れたその中から、小さくはあるものの美しい光を放つ新たな種が出てきたのだ。
そうして彼はその種を彼女の胸へと埋め込んだ。

彼のマッチのおかげで彼女はまた命を得た。
けれどもう魔法は使えない。
彼も同じだ。
もう魔法のマッチは使えない。
普通の女の子と普通の男の子となった二人は、ヒュン村へ帰る事に。

焼けてしまった村だ。
でもまた一から作り上げればいい。

そんな彼の決意に仲間たちは応えてくれた。
共にヒュン村に行き、新たな村作りを手伝ってくれると言うのだ。

そうして彼はツバメの騎士に剣を習うことに。
もう二度と村を奪われないように、祖父と同じ剣術を極め、村を守る決意をしたから。

いつも先に行っては彼女を置いて行った彼。
でももうこれからは二度と離れない。
いつも隣にいる。
大切な物はこの手で守ると決めたから。

その他のキャラのネタバレ(あらすじ)

氷姫 スヴィア

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