絶対迷宮秘密のおやゆび姫【全体の感想】

PSVita用ソフト　
ブランド：花梨エンターテイメント　
ジャンル：童話系メルヒェンAVG　
発売日：2015年7月30日

花梨エンターテイメントさんのPSVita用ソフト「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」の全体の感想を評価ポイント、残念ポイントに分けてまとめました。

Contents

評価ポイント

ここは良かった！という評価ポイントをいくつかご紹介したいと思います。

たくさんの攻略キャラがいます。
そんな中、みんな素敵だと思えたんですよね、意外にも。

私は大変好き嫌いが激しく、たいてい苦手なキャラが出来てしまう。
酷い時など、誰なら頑張れるかな？と、大丈夫そうなキャラを探さないといけないくらい。

そんな私の性質でも、この作品のキャラはみんな素敵に思えてしまったのです。

Switchに慣れた今、Vitaでプレイする事が苦痛という事がなければ、本当に全員攻略出来たかな？と思いました。

物語の途中で、求婚者が現れます。
周回をするごとに増えるのかな？

結局おやゆび姫はお断りしてしまうのですが、その断り方がとても素敵で。
なんていい子なんだろう！とときめいてしまうのです。

たくさんのスチルがありました。
そしてみんなとてもキレイでした。

こんなにスチル入れてくれて、大変じゃなかったのかな？と。
思わず心配になってしまうほど。
そんな所も大変良心的な作品かな？と思いました。

惜しいな…と思った残念ポイントをあげて行きたいと思います。

すべての選択肢が時間制限ありです。
すごく焦ります。

自分の思うがままにプレイする事を楽しむ方は、特に問題ないかと思います。
ですが、私はネタバレを書くのが趣味なので、寄り道せずにまっすぐにベストエンドにたどり着かないと、頭が悪いので内容がごちゃごちゃになってしまいます(笑)

そんな残念な性質のため、選択肢を選ぶ際には必ず攻略サイト様のお世話になっております。
だから時間制限キツかったです。
ゆっくり確認して選びたいので、ぜひ今後の作品では時間制限なしでお願いしたいと心から思います。

主人公はとてもいい子です。
とてもいい子すぎると、自己投影スタイルの私でも、ちょっと自己投影しづらいです。

更に言うと、この作品では名前を変換する事が出来ません。
おやゆび姫なんです。
なので『主人公=自分』の方には、ちょっとやりづらい感じではあります。

第三者目線で読む方がいい作品だなと感じました。

私の中のベスト人数は5人です。
それ以上になると、心が折れるというか、物語に飽きてしまうんですよね。

この作品は大変人数が多い上に、同じ方でも2タイプになっていたりと。
とても凝った作りになっています。
長く一つの作品を楽しみたい方には、おすすめです。
ですが私のように、サクサク進めて早く次の彼の元に行きたいタイプには、なかなか人数多いのは辛いものがあるかもしれません。

しかも自己投影しづらかったので、人の恋愛をそんな何度も見てても仕方ないかな？…なんて、段々思えて来てしまったんですよね。
これもまた自己投影タイプであるが故の問題かもしれませんが、こんな風に感じる人もいるよという事を記して置こうと思いました。