キャラクター紹介
CVは吉野裕行さん。
感情伝達力があるため、心の声が常に筒抜け状態。
だから、いつも怒らないようにと、周りを怒りや悲しみに巻き込まないようにと、楽しい事を考えるようにしてる人。
誰とでもすぐに仲良くなれる、明るくて人懐こい性格。
人を直ぐに信じてしまう、とても素直な人。
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感想
乙丸さん、凄い良かったです。
駆くん達とは違うヒロインなんですが、彼女もとても素敵な子で。
彼に憧れているのですが、憧れるだけじゃダメって変わろうとして、そして彼が彼らしく居られるように、後ろは私が守るから、平士は前を向いて居て!!…とか言える所もカッコイイなって思いました。
一座の話は、無印の時にも乙丸さんから聞いて居ましたし、じいちゃんの話も聞いて居たのですが、こうして本当に会える日が来るなんて(笑)
そして彼らに旅の途中で見たものを写真で撮って送ってくれ…と言っていた、謎のお金持ちの事も出て来たりして、その酔狂なお金持ちも気になってたので、凄く良かったですね。
素直な人なので、好き好き言ってくれて、可愛い可愛いって言ってくれて。
愛されてるのが凄く分かるので、側に居ると安心出来るし、特殊能力が、ちょっと生きづらいものなのに、それを感じさせない精神的な強さもカッコイイです。
頼りになるし、彼とならなんでも一緒に頑張っていける…と思わせてくれるような素敵な人でした。
ノルンでは駆くんが最愛なんですが、この続編をプレイした事で、乙丸さんへの愛が増しました!
それくらい素敵でした。
吉野さん、素敵すぎる乙丸さんをありがとうございました!
ネタバレ
教会って好きな人の隣に似てるんだ。
辛い気持ちを一緒に持ってもらったり、幸せを祈ったり、感謝したり。
だからここって安心出来るんだな。
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感情伝達力を持つ彼と、記憶を消す力を持つ彼女。
二人の力を合わせたら、一度に多くの人の記憶を消す事が出来てしまう。
その事に気付いた彼らは船を飛び出した。
世界から逃げるために。
そうして各地を旅して歩く。
お金持ちの依頼で、旅した先々の写真を撮り、それを送ってお金を貰いながら。
けれど彼らは知らなかった。
そのお金持ちが、彼が旅の一座に居た時の兄貴分の青司である事も、青司が世界の人間で彼を監視する存在だった事も。
何も知らない二人は、街で彼が笛を吹いてお金をもらって居た。
けれど世界から逃げている身で、目立つのは避けたい。
だから長いは出来ないと、南に行く事を決めたのだ。
歩いて行くのは大変だから、どうしようかと考えて居た時に、彼の笛を気に入って、隣町から聴きに来てくれて居たお客の一人が、彼によく効く腹痛の薬をくれた。
するとその直後、目の前に腹痛で苦しむ人を見つけた彼は、貰ったばかりのその薬を男に。
早速薬を飲んでみると、飲んだ途端に男の腹痛は治り、お礼にと米俵をくれたのだ。
二人とも大食いなので、米俵のお陰で食費は助かるものの、旅をしている二人には、少しばかり重すぎる。
どうしたものかと思っていると、食べ物に困っている孤児院の院長と出会った。
そうして孤児院に米俵を寄付し、使ってない自転車を貰った。
貰った自転車で、彼らを追って来た世界から闇雲に逃げた二人。
すると今度は自転車が壊れて、配達が出来ない郵便配達の青年と出会った。
今度は青年に自転車をあげると、一度はお礼を言い立ち去った青年だったが、
再び彼らの元に戻り、使ってない切符があるから…と、彼らに南への切符をくれたのだ。
そう、目指して居たのは南の地。
手に入れたのも南への切符。
まるでわらしべ長者のように、切符を手に入れた二人は、南へとやって来た。
そこで一座の噂を聞いた彼は、彼を育ててくれた一座の頭に彼女を紹介したいと思い、二人で一座を探す事に。
久々に再会した一座には、頭の他に彼が会いたかった兄貴分の青司の姿はなかったものの、懐かしい人達との時間を楽しみ、無事に彼女の事も紹介出来た彼。
その後、一座と別れ、再び旅に出た二人は、壊れた教会を見つけた。
かつては美しかったであろう教会のそばに、閉鎖的な村を見つけ、そこがなんとなく気になった二人は、少しそこに滞在する事に。
村の中を歩いてみても、みな表情が暗い事が気になり、村人たちを元気付けたいと考えた彼。
笛を吹いて見るものの、逆に村人の神経を逆なでしてしまう。
そんな村で彼らは青司と再会した。
村を明るくしたいと言う彼をあざ笑う青司に、彼から聞いた兄貴分のイメージとの違いを感じた彼女。
そんな彼女の違和感を感じ取ったのか、彼の居ない時に青司が彼女へと接触して来て、自分が世界の人間である事を明かしたのだ。
けれど彼女は彼に言えなかった。あんなに青司を慕っている彼が、本当の事を知ったら苦しむだろう…と。
そうして村の女の子に話を聞き、村人の暗さの原因が壊れた教会にあると知った二人は、教会を直す事を決めた。
所が彼女に接触して来た青司から、思いもよらない話が。
なんと教会を壊したのは青司だったのだ。
世界は宗教を禁じているから。
でも、その教会は村人にとってとても大切なもので、昔旅人が村の人のために建てたものなんだとか。
その後、村を飢饉が襲った時に、村人は教会に集まり、一心に神に祈った所、飢饉から救われた過去があったから。
それでも直せなかった。
教会を壊したのは世界だったから。
世界に逆らう訳にはいかなかったから。
それを知った彼らは、ならば村とは関係のない自分たちこそ、教会を直すのに相応しいと奮闘。
そんな二人の様子に、次第に村人が力を貸してくれるように。
一度は二人の様子を見に来た村人に、彼女が彼の想いを話したから。
その想いに次第に村人達の心が動かされたのだろう。
そうして力を合わせ、教会を修理していると、青司が現れた。
村人達は青司の姿に怯え出した。
だって、以前青司に教会を壊されているから。
再び教会を取り戻そうとしている村人達の行動を咎める青司と、彼は戦った。
必死に戦う彼の姿が、戦いながらも自分の知っている青司を信じ続ける彼の想いが、世界に属しながらも本当の兄のように彼を可愛がって居た青司の部分を残してくれたのだろう。
青司は教会ではなく集会所なら…と、再建を見逃してくれたのだ。
そうして無事に教会は復興し、人々に笑顔が戻った。
何度もくじけそうになった。
辛くてたまらない時に、
平士には自由に羽ばたく翼がある。
だから前を向いて飛んで居て。
私が後ろを守るから。
そんな風に支え励ましてくれた彼女。
そんな彼女とだから、ずっと側に居て欲しいと思ったのだ。
教会を直してどうするんだ?
村の人々がバカにしたように尋ねた時、
彼女とここで式を挙げる。
そう応えた彼だったが、直したその教会で、彼女と本当に式を挙げ、ずっと欲しかった家族を手に入れた。
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これでお前は本当にオレの家族なんだな。
もうどこにも行かない。
一つの家に、二人で住むんだ。
お前の行ってらっしゃいもお帰りなさいも、オレだけのもの。
この先ずっと、そんな毎日が続くんだ。
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