NORN9 LAST ERA【結賀駆】

ノルン+ノネット ラスト イーラ - PS Vita

キャラクター紹介

CVは梶裕貴さん。
緑の能力者。
自信家で傲慢な所もあるものの、人のために頑張れる人。
リーダーの素質もあり、船に居た頃もみんなをまとめてくれた。


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感想

前作のエピローグで父の洗脳の後遺症の話も出ましたが、よりその内容がより詳しく分かるシナリオでした。


この作品で、平士くん達が一緒に暮らし始めた理由とか、朔夜さん達がその後どうしているのかも見えてきたのも凄い良かったです。


プレリュード後はキャラを選択して個別のプロローグ、日輪、月輪と話が進みました。
日輪と月輪、それぞれキーとなる大きな事件があり、駆くんの場合は、それらが駆くんの現状を変えるきっかけになったりと、素敵に彼に作用してるのも良かったです。


前作のエピローグで、洗脳の事もあり、後半の駆くんが駆くんらしくない感じもあったので、自信満々で傲慢な様子が戻り、そこも本当に良かったですし、こういう駆くんが本当に大好きだなって思いました。


そして梶さん、本当に凄くて、駆くんのそんな変化をとても素敵に表現して下さってました。
声も話し方も本当にカッコよくて、梶さんの演じたキャラはみんな素敵ですが、特に駆くんは最高だなって思いました。
実は性格悪い所も、本当に好みです(笑)


梶さん、素敵な駆くんをありがとうがざいました。
本当にカッコよかったです!!


ネタバレ

もう遠回りはおしまいだ。
これからは自分のすべきことをするよ。
父の過ちを正すんだ。



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船を降り、彼女の暮らしていた家で始めた二人暮らし。
近くには暁人、平士、千里も居る。
千里が泣きついて来たり、暁人や平士が遊びに来たり、また彼らが訪ねる事もあった。


変わらない仲間。
楽しい時間。
けれど彼は違っていた。
まだ洗脳の後遺症から、抜け出す事が出来なかった。


寝るのが怖い。
眠ると悪夢を見てしまう。



洗脳により仲間と戦ったあの日、仲間の命を奪う前に彼女に救われたものの、もし洗脳が解けなかったら…と、そう考えると怖かった。
あの時解けなかったら、俺は仲間の彼女の命を奪って居たかもしれない…と思うから。


そうしてそんな夢を見る。
心が弱いからかも知れない。
それでも怖くて眠れない、眠りたくない。


だから彼は能力を活かし、ブーケ作りの仕事を始めた。


お金のためだよ。


彼女にはそう言ったし、もちろんそれも嘘じゃない。
でも一番の理由は別にあった。
夜眠らない理由が欲しかったのだ。
そうして遅くまで仕事をしては、明け方眠りに就くと言う毎日。


心配した彼女が彼に何を言った所で、優しくはぐらかされてしまう。
だから彼女は平士達に、それとなく相談してみた。
そうして平士が一月に連絡してやろうか?と言った言葉から気付いてしまった。
彼の為に平士は近くで暮らしてくれて居るのだと。


オレか一月、どっちかがいつでも駆の力になれるよう、近くで暮らすって決めてたから。


そう教えてくれた平士は、でも駆には内緒な?と笑った。


そんな風に仲間に助けられながらも、なかなか洗脳から完全に抜けきれないのか、眠れない日々が続いて居たし、お金の為のブーケ作り以外にやりたい事も見つけられない。


多才なのは難しいね。
なんでも出来るから、何をすればいいのか選べないよ。



笑って彼女に告げたけれど、内心は焦って居た。
早く現状を脱したいと。


そんな時、彼女から街の孤児院の話を聞き、二人で訪ねるように。
孤児院は急な土地の賃上げにより、近々出て行かなければならない状況にあり、賃料の取り立てにチンピラのような奴らまでやって来て居たのだ。


そんな状況を彼が変えた。
やって来た取り立ての男達を緑の力で追い払い、契約書に目を通し、急な賃上げの理由を見つけ、孤児院を救ったのだ。


見ず知らずの私たちの為になぜ?


院長先生のそんな言葉に、


子供達に正義の味方だなんて勘違いされてしまいましたからね。
本当は底意地の悪い性格ですが、受けた誤解をそのままにしなければと思ったので。



そんな風に答えた彼だったが、孤児院を救えた事、子供達に喜んで貰えた事が嬉しかった。


そうしてぼんやりと見えて来たのだ。


人の役に立つ仕事がしたい…と。


その後彼女の提案で何でも屋を始め、二人で1つのことに取り組む毎日。
それはとても充実して居た。


そんな二人の元に官吏から、紛争地帯の調査の依頼がやって来た。
絶対に攻撃を受けない兵器…その一文が二人を驚かせた。


絶対に攻撃を受けない。
そんな状況を可能にする人物を彼らは知って居たから。


そうして依頼を受けて調査に乗り出した二人。
たどり着いたのは深琴の実家のある街。
その街は深琴の結界に守られて居た。
紛争に巻き込まれた人々も助けを求めにやって来て、深琴に守られて居た。


この街には久我のみこ様に守られて居るから、心配ない。
だから戦争はむしろ景気が良くなって助かる。



そんな街の人の声。
深琴が命を削り使った能力なのに。


そんな考えが街に蔓延している事が原因で、この街は戦争を終えようとしない。
終える必要がないのだ。
なぜなら負けないのだから。


だから彼は深琴にそれを告げたし、正宗から能力返還の話が来たと聞き、返すべきだと話したものの、返さないと言う深琴。


深琴には深琴の事情があった。
朔夜の予知の力により、朔夜話した大切な人を守り銃で撃たれて死ぬと分かって居たから。


自分を守る事で朔夜が死ぬ。
そんなの深琴には耐えられないから。
だからいつかは分からないその日の為に、いつでも朔夜を結界で守る必要があったのだ。


そうして深琴は言った。
私が結界で守るのをやめ、この街の争いが終わったとしても、またべつのどこかで争いが始まる。
兵器がこの世界からなくならない限り
…と。


その言葉に彼は兵器について調べ始めた。
すると、現在使われている兵器は、彼の父の工場のものだと判明。
彼の父が死んだ事で、行政が各地で工場を押収し、その押収した兵器を利用し争いを起こして居た。


彼の調べによると、まだ見つけられていない工場もあり、彼はその工場が行政に渡らないよう破壊することを決意。


だか、肝心の工場の場所が分からない。
そこで彼は朔夜を頼った。
朔夜に未来を見てもらったのだ。
使ったのは父に付けられていた耳飾り。


そうして朔夜の見た未来では、彼が彼女を愛するあまりに、深く傷つく出来事が起こっていたと言う。


だから行かない方がいい!と止められたものの、彼の決意は揺るがなかった。


そうして朔夜の描いてくれた地図を頼りに、彼は工場へとたどり着いたが、そこには死んだ筈の父が。


父は科学者で、リセットを繰り返す中、自分の作り出したものが、破壊される悲しみと苦しみに耐えられなくなりおかしくなってしまった。
おかしくなった父は、ただ一人愛した人を求め、リセットを繰り返した。
なんどもリセットしていたら、彼女に出会えるのではないかと。


死んだ愛しい人を求め続け、けれど会えない日々。
そんな時鈴原空汰に出会った。
空汰はアイオンの原型である愛音を開発した科学者で、空汰として再び生まれ変わっていたのだ。


だから愛した人の生まれ変わりを探すも、見つけられない中、彼女を見つけた。
遺伝子は完全に一致しない。
見た目もそう似ている訳でもない。
それでも彼女に惹かれて居たのかも知れない。
だから、一人ぼっちの彼女を大切にして居たのかも知れない。


体を機械化してまで生き続け、愛する人を求めた父。
体は再生できても、忘れる事が出来ない為、記憶は消して行くしかない。
そんな中、不要だと判断し消した記憶の中に、彼との時間があった。


不要だったからだ。


父は消した理由をそう言って居たのに、


お前との思い出は容量を食い過ぎて居たから、消さざるをえなかったんだ。


最後にそんな言葉を残して工場と共に自爆した父。


父を自爆へと導いき、その長すぎる人生を終わらせたのは彼女だった。
彼を洗脳しようとした時の彼女の彼への言葉に、父は命を終える決意をしたのだ。
自分は間違って居たと思ったのかも知れない。


そうして彼が、彼らが終わらせた。
父の過ちを正す事で。


父の工場の兵器の全ては、父が自爆を選んだ時に、共に爆破される仕組みになって居たから。


それでも人が居るから争いが起こるのだから、兵器を根絶やしにしても、また新たな争いが起こるかも知れない。
それでもその都度戦えばいい。
ただみんなの為に、ただ平和の為に。
だって彼のやりたい事は、人の為になる事なのだから。


兵器が世界から消えた後、官吏達には官吏登用試験を受けるよう勧められて居る彼。


官吏になれば、人の為に出来る事が増えるかも知れませんし、駆くんに向いて居ると思います。


彼女はそう言ってくれるし、いつかはそうなりたいとも思う。
でも今はまだ、彼女と何でも屋をやっている方が楽しいと思えたから。


ゆっくりのんびりと、二人で進んでいけばいい。
まずは結婚することから。


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好きって言葉と同じくらい、ありがとうって言い続けたい。
多分どっちも、一生かけても言い尽くせないだろうけど。

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