遙かなる時空の中で4【サザキ】

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キャラクター紹介

CVは関智一さん。
日向の一族で、空を飛べる大きな翼を持っている。
初めは敵側で出会ったものの、彼女に助けられ仲間になり絆を深める。

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感想

実はPS2時代にプレイしてたんです。
でも余りに昔過ぎて記憶が曖昧。
それでもサザキの翼に関するエピソードで号泣した記憶がありました。
が、今回プレイしてみたところ、こんなにアッサリだったのかな?と言う印象に。

相当昔にプレイして、あれから私も沢山の彼との恋を経験しているので、それが原因なのかもしれません(笑)
遙か6の時には凄く泣いたのに、今回は泣くほど感動できないまま終わってしまいました。

一番気になったのは、お友達からも聞いていましたが、サザキの声の大きさ(笑)
なんで彼だけ声大きいのでしょうか?(笑)
後は昔のをそのまま移植なので仕方ないのかもですが、本当にボイス少なくてビックリしましたね。
もっとみなさんの素敵ボイスを堪能出来れば、更に楽しめたのになって思いました。

ネタバレ

さぁ、あんたを抱いてどこへ行こうか。
姫さん、あんたと一緒なら海の向こうの大陸にだって、渡っていけるだろう。

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かつては中つ国のものだった橿原宮。
そこを奪還するという大胆な作戦を立てた彼。
最初こそ、その大胆さに驚いたものの、確かに橿原宮を取り返す事ができれば、戦況は有利になる…という事で、彼の作戦を結構することに。

以前は敵として対峙していたアシュヴィンも、父である皇の様子がおかしい事や、その父が呼んだであろう黒い太陽が無差別に人を殺した事から、互いの目的は一致している…という事で現在は彼女の味方として共に戦ってくれていた。

そうして迎えた橿原宮攻め。
計画は順調に思われたその時、彼女と彼が毒矢に撃たれた。
それは、日向の一族を快く思わない者たちによる裏切りだった。

彼はすぐに回復したものの、彼女はなかなか回復しない。
このまま裏切り者が居る状態では、姫さんが危ないと思った彼は、回復しない彼女の状況を利用することにした。
二ノ姫が橿原宮攻めで倒れ亡くなった…と嘘の情報を流した。
そして盛大に葬儀まで執り行ったのだ。
そこまですれば、必ず裏切り者は尻尾を出すと思ったから。

案の定、二ノ姫の死により動きを見せた裏切り者を無事に捕らえる事に成功。
その後、無事に回復した彼女は、王族として忙しい日々を送ることに。

サザキに会いたい。
そんな想いは日に日に募るのに、王族だからという理由で、自由を与えてはもらえなかった。
それに彼女の側近であるものたちにとって、日向の一族は受け入れがたいものだったから。
このまま会えずに過ごしてほしいとも思っていた。

だから策を弄したのだ。
この豊葦原から日向の一族を追い出すために。
彼らは次々と民に嫌がらせをし、そこに羽をおくなどして、日向の一族の仕業に見せかけた。
そうして戦続きで疲弊している民たちの心は、日向の一族を恨むようになっていったのだ。

民の間でも橿原宮内でも、日向の一族を悪く言う声が聞こえる。
けれどそんなはずはない。
サザキ達は絶対にそんな事はしない!

共に戦ってきた彼女は、彼らの気質を理解していたから。
だからその噂が嘘だと知っていた。
でも、いくら彼女がそれを訴えたところで、誰もその言葉を信じてはくれなかった。

互いに会いたいのに会えない日々。
日向の一族への反感の気持ちも強くなり、この豊葦原に居づらくなる彼。
それでも彼は知っていたから。
姫さんが俺に会いたがっているに違いない…と。
だから思い切って橿原宮へと足を運んだ。

飛んで忍び込む事だってできる。
それでも彼女の立場を悪くしないようにと、正面からきちんと入って来た彼。
そんな彼にカリガネが驚いていると、「本当は今すぐに姫さんをこんなところから奪い去りたいんだ」と言った彼。
それでも彼女の役割を理解しているし、この豊葦原に彼女の存在は必要だとわかっているから。
だからそうしないという話だったのに。
姫を攫おうとしている」という言いがかりの元、彼は捕らえられてしまったのだ。

元々他民族に優しい国ではなかった。
だから豊葦原を好きではなかった彼。
それでも彼女と出会ったから、彼女と共に戦ったから。
だからこの豊葦原にも自分の居場所があるかもしれないと思ったのに。
それを快く思わないものに、彼の居場所は奪われてしまった。
そればかりではない。
彼に翼を切れというのだ。
姫と共にいたいのであれば…と。

姫さんといられるのなら。

彼にはそれだけの覚悟があった。
翼なんてなくたって姫さんがいれば…と言う強い想いがあったから。

けれど彼女は彼に抱かれて空を飛ぶのが大好きだった。
そしてサザキが空を愛していることも知っていた。
だから彼を突き放した。
愛する人の翼を誇りを守るために。

そうして彼が釈放された頃、常世の国がせめて来た。
以前共に戦ったメンバー達と共に出陣したものの、数で押され、更には土蜘蛛により大苦戦。
それでもなんとか皇の元へとたどり着いた。
息子であるアシュヴィンも様子が変だと思っていた皇は、実はすでにその体は死んでいて、中には黒龍が入っていたのだった。

仲間が散り散りになりたどり着いた黒龍の元、為す術もなく彼女は捕らえられてしまった。
閉じ込められた彼女。
仲間様子もわからない。
窓を見るとサザキを思い出す。
彼が居てくれたら、きっとここから助け出してくれるのに…と。

でも、自分は彼にひどい言葉を投げつけて突き放した。
それが彼を助けるためだとしても、もう彼とは昔のように過ごす事は出ない。
それが何より辛かった。

そんな彼女の耳に「姫さん」と大好きな声が聞こえた。
空から来てくれるなんて彼しかいない!
そう思って窓に駆け寄ると、彼が助けに来てくれたのだ。

嬉しかった。
でも、自分は白龍の神子だから、今の所命は保証されている。
けれどみんなが心配だった。
だから彼に頼んだのだ。
どこに捕らえられているかわからないけれど、お願い、みんなを助けて…と。

どこにいるかも分からない奴らを助けろって?
なんて無茶な願いなんだ。
いいぜ、それでも姫さんの願いなら、俺が必ず叶えてやる。

そう言ったサザキは、彼女のために取り戻してきた彼女の弓を渡し、仲間を探しに飛んでいったのだ。

一人皇の元につれて行かれた彼女は、黒龍と対峙。
弓を取り戻したといえ、一人で勝てる相手ではない。
それでもみんなのために戦おう!と思っている彼女の元に、サザキに助けられた仲間たちが駆けつけてくれた。
もちろん彼も一緒に。

そうしてみんなの力をあわせ、無事に黒龍を倒した。
黒龍が破れた事で、豊葦原にある汚れの元は立たれ、次第に清められ、荒魂が現れなくなったのだ。
その後、彼女は国の立て直しに奔走。
忙しい日々を送り、なんとか国も良くなってきた。

そうしてサザキが豊葦原を去る日が訪れ、見送りに出たいと思っていた彼女だったが、そんな彼女の気持ちを先読みされたのか、磐長姫が見張りにやってきた。
けれど磐長姫は彼女の頑張りに応えるように、見逃してくれるというのだ。

そうして彼の元に行こうとした時、同じように彼女を連れて行こうと思った彼が、橿原宮に姿を表した。
そうして二人は旅に出る。
まだ見た事もない海の向こうの大陸へ向かって。
王族としてのしがらみを捨てた彼女を縛るものはなにもない。
誰と恋をしようともう自由なのだ。

だって彼女は自分の国を救い、その国を立派に立て直したのだから。
これからは恋する一人の少女として、愛する人と共に、広い世界へと漕ぎ出して行く。
果てしない海の向こう、楽しい事ばかりではないかもしれない。
それでも幾多の困難を乗り越えた二人だから、きっとどんな困難にも立ち向かい、必ず乗り越えて行く事だろう。

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