キャラクター紹介
CVは森田成一さん。
至誠館の二年生で、吹奏楽部ではトランペット担当。
顔に大きな傷があり見た目は怖いが、実はとても優しい人。
去年人助けのために起こした事件が、現在吹奏楽部を廃部の危機に。
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感想
あなたとの恋は今回が初めてではありません。
今まで何度となく、あなたとの時間を過ごして来ました。
それでも今回は、あなたと同じ学校で、同じ部活で。
共に廃部を阻止するために戦う事が出来た事をとてもうれしく思います。
見た目の印象はどうしても怖く思われがちなあなた。
でも子供にもとても優しくて、いつも仲間を大切にしている人。
そしてそんなあなたの本質を部のみんなが理解してくれている事が、何よりうれしかったです。
オクターヴのファータストラップも、とても嬉しかったしかわいいなって思いました。
けれど、今回の翡翠も、本当に嬉しかったです。
ただほしそうにしてたからというだけじゃくく、翡翠にある守りの力の話も、あなたの暖かさを感じました。
うの翡翠が守ってくれたように、これからも先輩たちの築き上げたものを二人で力を合わせて守りながら、音楽の道を進んで行く事が出来たらと思います。
ネタバレ
翡翠にゃ守りの力があるらしい。
こいつが少しでもあんたのお守りになりゃいいと思ってよ。
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全国大会で優勝しなければ廃部の可能性も。
彼女が転校後入部した吹奏楽部は、危機に直面していた。
原因を作ったのは彼の起こした昨年の事件。
それはまだ吹奏楽部に入部したての彼が、同じく吹奏楽部の伊織を不良から助けて起きた事件だ。
喧嘩をした訳じゃない。
ただ仲間を守りたかった。
助けたかった。
けれど彼は知らなかった。
まだ認識が甘かった。
だから手を出してしまったのだ。
万が一問題になったら、俺一人が辞めれば済むと思っていたから。
けれど吹奏楽部はコンクールへの出場が中止となり、部員もどんどん辞めていった。
伝統ある吹奏楽部だったのに。
そんな中、辞めようとしていた彼と、彼を辞めさせようとしていた顧問。
けれど彼を八木沢が守った。
彼が誰よりもトランペットが好きだと知っていたから。
彼はまだ新人で、まともに演奏も出来ないレベル。
それでも彼の「好き」と言う気持ちを一番大事にしてくれたのだ。
だから彼は今ここにいる。
至誠館の吹奏楽部に。
伝統ある看板、今の部活の状態はいい状態ではないものの、なんとしてもその看板に込められた伝統を守ろうと決めた。
八木沢の為にも吹奏楽部を守ろうと。
だから必死に練習した。
そうしてたった5人の部員で金管五重奏を奏で、全国優勝を目指した。
そんな中、突然現れたヴァイオリニストの彼女。
ヴァイオリニストでありながらも、吹奏楽部に入ると言うのだ。
八木沢は賛成しているものの、金管五重奏で練習を進めている今、弦が一人入る事は一から編成をやり直すと言う事だ。
だから心から賛成する事は出来なかった。
けれど彼女のヴァイオリンの音色は心地よく金管五重奏に馴染んだ。
それだけではない。
彼女は強面の彼をアッサリと信じてくれたのだ。
吹奏楽部の悪い噂も耳にしていただろうに、彼がそんな事をするハズがないと。
そうして彼を信じてくれる仲間が一人増えたのだ。
共に練習に励み挑んだ全国高校音楽コンクール。
強豪ぞろいの大会で、彼らは順調に勝ち進んでいく。
そんな彼らの頑張りを見ていてくれた人がいた。
それは彼らの学校の生徒たちだ。
次第に生徒たちの吹奏楽部への印象は変わってきていた。
そんな中、あの事件の時の不良たちが動き出した。
音楽に専念し、すっかり大人しくなった彼を面白くなく思っていたところだった。
そんな時に彼女といるところを目撃。
女連れの腑抜けに成り下がった…とばかりに絡んで来たのだ。
彼女を守りたいけれど、吹奏楽部も守りたい。
だから戦ってしまえば簡単なのに、彼はどんなに殴られても蹴られても必死に耐えた。
そんな彼の様子に、彼女は彼のトランペットを吹いた。
するとその音に気づいた街の人が警察に通報してくれたのだ。
ホッとした彼女だったが、現れた警察は彼を知っていて、去年の事件の事もあり、勝手に喧嘩だと決めつけてしまう。
そうして学校に連絡すると言うのだ。
慌てた彼女が、自分が目撃者で彼は暴力を振るっていないと証言するも信じてもらえない。
所が、警察が来た事で逃げた不良を追った別の警察官から無線で連絡が入り、彼は怪我を負っているものの、その不良たちに怪我がないとの報告があったのだ。
それにより彼は被害者であると証明され、学校にもそのように報告が行った。
けれど昨年の事も彼のイメージもあり、噂は良くない形で一人歩きしてしまった。
彼が再び喧嘩で警察沙汰になった…と。
けれど彼の事を微塵も疑わない吹奏楽部の仲間たちが、先生に掛け合い、警察からの被害者の報告もあり信じてもらえる事になったのだ。
そんなトラブルを乗り越え彼らは決勝を迎え、絆の強さで天音学園を破り、見事優勝を果たしたのだ。
そうして彼らの活躍により、吹奏楽部は廃部の危機を脱した。
共に同じ目標に向かって戦った彼と彼女は、コンクールを戦ったこの夏を通じ絆を深めた。
今では互いに想い合うように。
これから先、音楽を続けてもそうでなくても、辛い事はたくさんるかも知れない。
それでも共に困難を乗り越えた二人だから、助け合い支え合い、共に歩んで行くことだろう。
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あんたの明るさが俺を照らしてくれたみたいに、俺もあんたの事、安心させられたらいいと思ってる。
この先もずっと守るって誓うぜ。
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