ニル・アドミラリの天秤【星川翡翠】

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ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚 - PS Vita

キャラクター紹介

CVは逢坂良太さん。
フクロウのメンバー。

物を燃やす力があるが、アウラを見る事ができないため、自分の力は役に立たないと思っている。
そして自分の力を嫌っている様子。

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感想

ものすごい好みでした。
危なっかしいと言って心配してくれる年下の男の子。
最高に好みです(笑)

そして、辛い境遇の彼なので、彼女との出会いから、いろいろと自分に関する事を知る事ができた事がとても嬉しかったです。
母にも捨てられたと思っていたのに、その母が自分のために犠牲になった事はとても辛かったと思いますが、それだけでなく母の愛情を人づてに知る事ができた。
そして母の愛情を形として見る事ができた。
更には、彼女の力も手伝い、母の愛情から生まれた声を聞く事ができた事、本当に良かったと思います。

美しく繊細な所もとても好みで、そしてとても面倒見がよく頼りがいのあるステキな年下さんで。
好み過ぎてどうしうよ?という人でした。

そして翡翠の繊細な様子と逢坂さんの声質がとてもあっていたのも良かったです。

逢坂さん、ステキな翡翠をありがとうございました。

ネタバレ

あの時僕は殺そうと思ったんです。
だから、この瞳の色は、罰なんだと思います。

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ヨコハマにある花街。
そこで生まれ育った彼。
母は遊女で、父は誰か分からないものの、色素の薄い金色の髪と翠の瞳から、外国人である…とだけ知っている彼。

花街で生まれた子供は、女の子なら遊女に、男の子なら力仕事などをさせられるが、彼は天使のように美しい容貌だった為、12、13歳頃には女性の着物を着せられ、お客の居る部屋にお酒を運ぶ仕事をさせられるように。

そんな彼の美しさに、いずれ客を取るんだろう…と思ったお客の一人が、彼を襲ったのだ。

あの場所に、そこで行われる行為に嫌悪感を抱いて居た彼は、襲われた事がキッカケで能力者となってしまう。

それは自身を守る炎の力。
ただ怖くて、悔しくて、とても恐ろしくて。
だから死んでしまえばいい!と思った時に突然炎が。

店の人間が駆けつけた事から、その相手を死に至らしめる事はなかったものの、以来彼は店の厄介者に。

その時、彼には殺意があった。
殺したいと確かに思った。

その気持ちが原因なのか?
その事を境に、翠の彼の瞳の片方が、あの炎と同じ紅色に色を変えた。

だから、これはきっと罰。
殺したいなんて思ってしまった罰なんだ。

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そんな時、大学教授である百舌山が現れ、能力の研究をしているから、実験台にならないか?と持ちかけてきた。

そしてその数日後、母は「遠い所に行きます」と書置きを残して失踪。

あぁ、こんな力を得てしまった僕は、ついに母親にも見捨てられたんだ。

百舌山から息子を守る為に、彼に手を出さない事を条件に、母親が実験台になって居るとも知らず、一人悲しみに暮れていた彼。

そんな彼の元に今度は帝国図書情報資産管理局から、朱鷺宮が訪れた。
フクロウの仕事を手伝って欲しいと。

さらに彼女は、自分は愛煙家だから、君が居てくれたら、タバコを吸いたい時に火で困らなくて助かると、そんな洒落た事を言ってくれた。

そうして帝国図書情報資産管理局で働き始めた彼は、そこに新たにやってきた能力者である彼女と出会った。

彼の能力は物を燃やす力。
危険と隣り合わせのフクロウの仕事だから、その力は身を守るのには役に立つ。
けれど、稀モノを見つける際には全く効果を発揮しない。

だから、同じ能力者でありながら、隠のようにアウラを視る事が出来る彼女の力が羨ましかった。

けれど、共に仕事をこなして行く中で、危なっかしい程の優しさを持つ彼女に、彼は次第に惹かれて行った。

それでも惹かれるが故に衝動が湧き上がる。
彼女に触れたい、口付けたい、抱きたい。
そんな衝動が汚らわしくて許せなかった。

花街にお金で女を買いに来ていた男たちと同じじゃないか、そんな気持ち。

彼にはそうとしか思えなかったから。

そして、惹かれるが故に起こる嫉妬心も、醜いものにしか思えずに苦しかった。

けれど、自分の出自のせいで、自分の容姿を嫌い、瞳の色を嫌い、醜いと思っていた彼に、美しいと言ってくれた彼女は、彼が汚いと思っていたその全ての感情を受け入れてくれ、それに救われた彼は、その日彼女と結ばれた。

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その後、彼女の想いと優しさが、笹乞の心を動かした。
その協力により、敵対していたカラスの闇オークションを暴く事ができたのだ。
その時に、オーナーの妻の薔子から、母に関するいつくかの事を知らされた彼。
それは、薔子が母の友人である事、薔子の和綴じ本が彼の母の書いたものである事。
そして、彼の母は彼をとても慈しんでいた事、幸せを運ぶ石の名前をつける事で、息子が誰よりも幸せになる事を望んでいた事だった。

譲られた和綴じ本からは、微かに翠色のアウラが視え、開くと彼の母の息子を愛する優しい声が。

それはほんの一瞬の事だったが、確かに母の想いは息子である彼に届いた。

彼女の息子が誰かに愛されて居て良かった。
彼女の息子が誰かを愛せる人で良かった。

まるで母親のように優しい笑みで優しく呟いた薔子。

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あなたは誰にも負けない自分だけの武器が欲しいと言った。
でも、もうその優しさは、多分誰にも負けない武器だと思うんです。
ただ、優し過ぎて危なっかしくはありますが。

だから、僕がそばで見張っていますよ。
これから先も、ずっとずっと…。

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