殺し屋とストロベリー【ツキミ】

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PSVita用ソフト 
ブランド:ブロッコリー 
ジャンル:裏社会×恋愛ADV 
発売日:2018年8月23日

 

キャラクター紹介

CVは田丸篤志さん。
月影のマスターで、スイーツ担当。
いつもまかないを作ってくれる彼だが、実は料理は不得手なんだとか。
スイーツは科学だから出来る、と言う彼の作るアップルパイは絶品らしい。


物腰の柔らかい優しい人であるが、皆からは壊れていると評される人物。
ちょっと趣味が独特な所も。

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感想

田丸さん、凄く素敵な声でビックリしました。
本当に大好きな声でした。


それもあり、途中まではかなり好きかな?って想ってましたが、終わってみたらそれほどでもなくなっていた感じ(笑)
何がダメだったのでしょうか?


その他語りたい感想が、ツキミさん個人と言うより、作品全体に関してになりそうなので手短に。


可愛いものが好きな所とか、スイーツ作りが上手な所とか、可愛らしい人だなって思いました。
殺しを生業にしているのに、物腰も柔らかくて、裏社会っぽい感じを与えない人でした。
それは単純に喫茶店シーンが多いからかな?と思いましたが、お仕事モードでもあんまり変わらない感じに思えて、そこは残念でした。


ラストでやっと殺し屋っぽいシーンとか出てきたのですが、バトルシーンとかはあまり上手に描けてないように感じました。


声優さんは良かったし、演技もお上手だったので、惜しいなって感じです。

 

ネタバレ

何があっても私が居ます。
怖がらないで。



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人を殺す事に何の抵抗も感じない。
日常の当たり前の行動の間に、何のためらいもなく殺し屋の仕事をこなす。
依頼があれば誰でも殺せる人。
けれどそんな彼が唯一殺せなかった人が居た。
それがまだ施設で実験動物になる前の彼女だった。


彼の属する殺し屋組織月影は、懲罰組織でもあり、殺されるだけの理由のある人に罰を与えると言う意味で殺しを行なっていた。
そこに彼女を殺す依頼が来たのだ。
そうして彼は殺せなかった。
彼にしてみたら、彼女には殺されるだけの理由が無いように思えたから。


それでも本来ならば、それは仕事だからと割り切って行える事なのに。
どうしてか彼女に引き金を引く事は出来なかったのだ。


そうして彼女の命を救ったのに。
彼女はその後【ある組織】の施設に囚われてしまった。
そうして実験動物として生きる事に。


自分が仕損じた事が原因で、彼女は死よりも辛い苦痛を強いられる事になった。
だから後悔した。
あの時殺してあげられなかった事を。


そんな彼女を、施設から助け出したから保護してほしいと言う依頼が来たのだ。
彼女の境遇に同情していたし、責任も感じていた。
だから彼女を保護する事が決まった時、不便がないように…と彼は沢山の服を買い込んだのだ。
けれど実際に月影にやって来た彼女には、「食と住は提供します。ですが衣に関しては自分で手に入れてください」と伝え、月影で時給1500円でバイトをするようにと伝えた。
そのお金で、武器商人でなんでも調達出来るノインから、必要な服を買えばいい…と。


理由は簡単。
あまりにヒラヒラでフリフリの服ばかりを選んでしまった為、買ってから後悔したのだ。
これでは部屋着にならないのでは?と。


そうしてマスターとして彼女に接する中、いつも彼女を気遣っていた。
ただ我慢ばかりの日々で、自分の希望や不満を言わない、いやそんな事を言えない、感じない彼女を案じていたから。


最初こそ、そんな彼の態度に戸惑った彼女だったが、いつしか彼を信頼し、彼といると安心する、彼が居ないと寂しいと思うように。


彼女が彼を信頼し、心を許し始めると、彼は彼女に好意を抱き始めた。
彼女は保護の対象で、本来ならプロの彼が彼女に好意を寄せるなどあり得ないのに。


そうして着替えが足りず彼女が困っていた時、事前に用意だけして渡せなかった段ボールいっぱいの服を渡した事がキッカケで、二人の関係は進展。
彼女に好意を抱いている事を告げた彼は、彼女に自分は彼女を殺す依頼を受け、そして失敗したのだ…と告白する為に外にデートに誘った。
彼の贈った服に合う靴を買いに行くと言う名目で。


その時に彼からの告白を聞いた彼女は、彼に告げたのだ。
ツキミさんと離れたくない。
ずっとそばにいたい。
もし離れなければならなくなったら、その時は私を殺してください
…と。


その一言に落とされた。
もう彼女を手放せなくなってしまった。
だって、彼の殺すと言う行為は、何も生み出さない。
ただ終わらせるだけの非生産的な活動だったから。
そんな彼の殺し屋の仕事に、彼女は価値を与えたのだ。
殺す事が彼女の救いになる…と。
生まれて初めて彼のして来た事に、意味を価値を与えたのが彼女だった。


そうして彼は殺し屋仲間たちと共に、彼女を実験動物にしていた施設の属する【ある組織】のメンバー4人を狙撃。
依頼人からは彼女を保護しつつ、その組織への囮としても使う…と聞いていたので、今回の狙撃により、彼女は依頼人にとって用済みとなったのだ。


そう、今までは仕事で保護する存在だった彼女が、ついに彼のものになったのだ。
けれど彼は壊れているから、そんな彼と彼女が結ばれるのを案じた殺し屋仲間のマツリが、彼を消そうと現れた。
ミツキは有能な殺し屋なのに、なぜかマツリ相手では歯が立たず、銃を突きつけられてしまう。


彼を殺されたくない彼女は、必死にスマートフォンでの筆談でマツリを説得。
ツキミさんには、私の最期を見届けてほしいから、お願い、私より先に死なせないで!と。


そんな彼女の言葉に、彼だけではない、彼女も壊れているのだ…と気づいたマツリはそこで退いてくれた。


その後彼は殺し屋の組織には身を置いているものの、殺しの表舞台からは引退。
現在は月影で事務的な仕事をしている。
そうして月影ではなく、彼女と2人で新しい喫茶店をオープンする予定だ。
もう店も見つけて、改装工事も始まる。
二階には2人の新居もある。


新しい2人の暮らし。
実験動物のように扱われた自分に、こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。
始めこそいつか実験の日々に戻されると怯えたりもしたけれど、彼と約束したから。
そんな事になったら、彼が彼女の人生を終わらせ救ってくれると。


けれどもう施設に連れ戻される心配もない。
ただ彼との毎日を楽しめばいい。
そして最期の瞬間を迎えるその時まで、彼と共に在り続ける事だろう。


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私は最期の一瞬まであなたの傍にいます。

 

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