キャラクター紹介
CVは石川界人さん。
月影のバリスタ。
スイーツはツキミの担当だが、その他の食べ物は全て彼の担当。
時折高級食材で作った料理をアモンに出しては、高額の請求をして楽しんでいる。
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感想
逞しい立ち絵に、攻略を迷いましたが、石川さんが好きなので挑戦してみました。
結果は普通(笑)
ツキミさんもそうでしたが、相性の問題なのかな?
時に魅力的に感じるキャラがいないかな?と言う印象です。
口では冷たく突き放すような事を言いながら、カフェインレスのラテとか、フワフワミルクでラテ作ってくれたりとか、世話を焼いてくれる感じが、とても素敵でした。
ネタバレ
兄に命を救われている為、自分の命をなんとしても守らなければと思っている彼は、殺し屋なのに、気持ちが揺れやすい。
任務だから、依頼があれば誰でも殺さなければならない。
そして多分それは出来る。
けれどそうなるまでに気持ちが揺らぐ。
そんな自分の弱さを知っているから、あまり人と深く付き合わないように、適度に距離を保つようにしていた。
保護する事になった彼女に対しても、必要以上に関わらないスタンスだった。
けれど嫌でも喫茶店の仕事で顔を合わせ話をする中、次第に彼女を気遣う自分がいた。
守りたいもの、奪われたくないものができてはいけないのに。
自分に守りたいものがあると、ターゲットの背景を考えてしまう。
そのターゲットの事を愛する誰かがいて、自分がこれからすることは仕事とは言え、その誰かから大切な人を奪う行為なんだ…と考えてしまうから。
そんな風に心を揺らす事は、自分の命を危険にさらす事になるのに。
彼女とは距離を近づけ過ぎてしまった。
そうして気づくと大切な人に。
彼が彼女を大切に思うように、月影の常連のアモンもまた、彼女を気にしていた。
元々彼のそっけない態度にも、口を出していたほど。
アモンは彼女の境遇に同情し、優しくしてやりたいと想っていたのだろう。
そうしてそれなりに好意も持っていた。
けれどアモンは、彼女をつらい目に合わせていた施設を持つ、「ある組織」の一員だった。
スパイのようにこちらに来ている存在なのだ。
けれどアモンはそこに身を置きながらも、半分は本当にフリーの殺し屋として仕事をしていたし、月影での時間を楽しんでもいた。
おそらくそれは演技ではない。
けれど今後の事もあり、組織を離れられずにいたのだろう。
そんな中、「ある組織」を内偵していたカガリがやられた事で、その組織の4人を狙撃する計画が月影本部から持ち上がった。
表面上は狙撃の依頼。
けれど実際はアモンを追い詰め、アモンの立ち位置をはっきりと見定めたいと言う意図が。
そうして迎えた狙撃当日、彼女はマツリのサポートを行っていたのだが、そこにアモンが現れマツリから彼女を奪った。
イズナに君は任せられないから…と。
そうして多分悪いようにはしない…と言うアモン。
そこに狙撃前に事故で怪我を負っていた為、今回は月影に待機するはずだった彼が現れ、アモンを撃ち彼女を救った。
アモンはボディアーマーを着ているだろう…そう彼は思っていた。
しかしアモンは軽量化の為アーマーを着ておらず、彼の放った弾丸はアモンの腹部を貫通していた。
放置すれば死んでしまう。
月影まで運んで先生に診せれば助けられるかもしれない。
けれど果たして月影まで持つかどうか。
そんな状況のアモンだったが、そこにマツリが現れて助けてくれた。
自分の知っている医者ならば、近いから助けられると。
そうしてアモンは絶対に死なせないと言うマツリ。
それは2人の為だと。
今後彼女が幸せになる為には、ここで彼の手でアモンを死なせてはいけないと。
その狙撃の仕事以来、2人は月影を出て、近くのマンションで普通に表の世界で暮らしていた。
時折ツキミに頼まれたケーキなどを買って届け、彼の病院に通う日々。
あの狙撃の前に起きた交通事故で、彼は肋骨を痛めていた。
にも関わらず、あの日アモンから彼女を救うために銃を撃った。
その反動が彼の肋骨の一部を砕いたのだ。
肋骨はもう大丈夫だと医者に診断されたものの、指の怪我が完全に元どおりになるには、あと半年かかると言う。
怪我が治ったあとは、裏社会に復帰せず、表に店を構えてもいいとツキミからは言われている彼。
裏だけじゃなく、表にも月影の玄関は必要だろうから…と。
店を開いて、回復したアモンが顔を出すのを待っててやるのもいいか?と考える彼だが、今のところは彼女と二人、だらだらイチャイチャして過ごすのも悪くないと思っている。
イズナは死んじゃダメだよ。
殺し屋なんて辞めて、イチゴちゃんと幸せにならないと。
撃たれたアモンが、彼に伝えた言葉。
マツリのお陰で、遺言にならずに済んだその言葉は、アモンの心からの願いだから。
今はまだ何をしたいのか分からない彼だけど、いずれは表の世界で正式に暮らす事になるだろう。
彼女と二人で、いつまでも。
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