キャラクター紹介
CVは柿原徹也さん。
明るくて話しやすそうな男の子。
それでもなんとなく怪しげな雰囲気があり、彼と一緒にいると、身構えてしまうような、そんな不思議な男の子。
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感想
鴉翅というのは、アキちゃんの館での名前。
この名前のENDは山都くん同様、バッドな流れになりましたし、記憶をなくして気付いたら館に居たみんなが、大切な何かを忘れたまま終わってしまいます。
そんな感じなので、スッキリしないENDではありますが、本当の名前のENDをオープンするのには、通らないといけない道となっています(笑)
で、肝心の鴉翅くんですが、明るくてお調子者で、一番子供かとおもいきや、物凄くセクシーなキャラでした。
色々気になる事いっぱい言うし、一番どんな人か見えなくて、そういう意味では怖い感じのある人です。
そして鴉翅くん、大人のゲームじゃないのに、なかなかスチル頑張ってくれたな…というセクシースチルにドキドキしました。
柿原さん、セクシーな鴉翅くんをありがとうございました。
ネタバレ
現実の世界に戻る事を記憶を取り戻してしまう事をどこか恐れている感じの彼。
このままでいいのに…とどこかで思っている様子。
山都が化け物に変じた事で、みんなの空気が変わり、ウサギにより、ここは現世と常世の狭間の世界だと教えられる。
ここから出る為には万華鏡を完成させるしかないという事で、「山都のこともあるし、今夜はゆっくり休もう」と、早々にみんな部屋へと戻って行く。
その夜眠れずに居ると、訪ねてくる彼。
「これが夢ならいいって思わない?」と問いかける彼。
そうは思うけど、いつまでもここに居る訳には行かない。
お父さんや妹やコロ(愛犬)の居る世界に戻らないと…という彼女。
そんな彼女に彼はささやく。
「辛いことも悲しいことも全部忘れてしまっていいんだよ」と。
そう、ここに居るみんなは共通して【忘れたい、思い出したくない辛い事】があるったのだ。
だからそれを思い出さないように、辛い事は全部どこかに置いて、ただひたすら平和でありたいと願う。
この世界は思念の力が強くなる世界。
ふたりきりで嫌な事を忘れて幸せな時間の中に居たい。
そんな事を考えて眠ったからだろうか?
目が覚めると、彼女のベッドには彼が。
驚く彼女に「話していたら紅百合ちゃんが寝ちゃったから、ベッドに運んで、そしたらオレも眠くなっちゃってさー」と笑う彼。
彼と寝ていた事で慌てて自分の服を確認すると、特に乱れた様子もない事にホッとした彼女。
けれど「なに?服が乱れてないから安心してる?別に服なんて脱がさなくても、色々出来るんだよね」と、妖しく笑う彼。
そこで焦る彼女に「ホント単純だよね?嘘だよ、冗談」とまた笑う彼に、今度は彼女が膨れて見せると、「じゃあ、お詫びにオレが朝食作るから、ほら、機嫌直してよ」という。
彼に朝食を作って貰い、二人で美味しい朝食を食べる。
まるでこれが当たり前の日常のように。
彼女が家事をしていると、彼が「紅百合、○○しようよ!」と甘えて来て「これが終わったらね?」なんて、まるで新婚みたいな穏やかな日々が過ぎる。
時折何か違和感を感じるものの、「私達って、最初からふたりきりだったっけ?」と訊ねると、「え?そうだけど」と彼が答えるから。
だから思い出さない。
みんなの事を、みんなと過ごした日々を。
ここにいる理由も。
思念が強い力を持つ世界。
他のみんなと過ごしていたはずの隠れ家は、ふたりきりで穏やかに過ごしたいと望む彼らの思いからか、今はふたりきりの隠れ家に。
でもまた時折違和感を感じるから、彼に訊ねてはみるものの、「オレとふたりきりなんだから、紅百合はオレの事だけ、考えてて」と言う彼に、「ねぇ、大人の遊び、しようよ」と、誘われるままキスをする。
リボンを解かれてはだけた胸元に、首筋に這う彼の舌。
「オレの事だけ感じてて」
彼の言葉に惑わされるように、堕ちていく。
本当は大事な事を忘れている。
忘れては行けない大事な事を。
きっとこれは向き合うべきものから逃げている。
頭の片隅ではそうわかっているものの、それでも構わない、怖いことも辛いことも、何も考えたくない。
ただあなたと二人、このまま堕ちていきたい。
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こちらも山都くんに続き、無理やり修正したものです。
一段と残念なクオリティですが、ご容赦ください。
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