189本目の乙女ゲーム。
文化放送eXtendさんのPSVita用ソフト。
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作品紹介
両親が忙しく海外を飛び回る生活をしている事から、祖母に育てられた彼女。
彼女の祖母はとても信心深い人で、幼い頃より、神社の掃除を一緒にしたり、物にも魂が宿っているから大切に扱うように…と教えられたりした。
祖母が亡くなった今も、両親は相変わらず仕事が忙しく、彼女は現在高校生ながら一人暮らし。
いつものように幼馴染で先輩である柏木の生徒会の仕事を手伝った逢魔が刻の帰り道。
突然のめまいに襲われた彼女は、気づくと幽世へと誘われていた。
人ならざるものの住まうそこで、聞こえた声に導かれたどり着いた先で出会ったのは木霊。
彼はその特性故に人の声をなぞった時以外、彼の声は誰にも届く事がなかった。
けれど、彼女には、彼女だけには、どうしてか彼の声が聞こえたのだ。
驚く彼に連れられて向かった鎮守学舎。
人が一人で生きていくには、危険すぎる幽世で、彼女を保護してくれるというそこで、幽世について学びながら、夜警隊として幽世の治安を守る事になった。
幽世で出会った仲間達と共に、夜警隊として幽世の治安を守りながら現世へ戻る方法を探すと決めた彼女を待っている未来とは?
攻略キャラ
・颯(cv.細谷佳正さん)
・常磐(cv.斉藤壮馬さん)
・礎奏太(cv.石川界人さん)
・宵宮(cv.高橋直純さん)
・月白(cv.諏訪部順一さん)
キャラ別感想&ネタバレ
※攻略した順番に記載させて頂いてます。
☆はお気に入りキャラ。
協力:元カレたちのストーリー「逢魔が刻~かくりよの縁~」
全体の感想
乙女ゲームを新しく出してくれた会社という事で、どんな感じかな?とワクワクしてプレイしました。
シナリオはとてもしっかりしています。
文章も凄く綺麗で、主人公や攻略キャラの感情の変化もとても丁寧に描かれているので、プレイしているこちらが置いて行かれる感じも全くありません。
ただ、共通ルートが9章からなり、そのあたりが長いかな?という印象も。
ですが、2周目からは、選択肢までジャンプする機能があるので、凄く早く進みます。
ジャンプがついてないゲームも多い中、初のソフトでそこまでしっかりと作ってくれている事に感動しました!
ちょっとした気になる部分も丁寧に説明されていて。
例えば幽世の景色についてとか、なんでこんな風景なのか?というのが、ちゃんとセリフの中で教えてくれる事もプレイしていて楽しく感じました。
音楽もとても素敵で、シーンの切り替わりでBGMがプツリと切れる…なんていう事もなく、とても気持ちよくプレイてきました。
主題歌に関しても、幽世というあの世界の雰囲気ととてもあっていて素敵でしたし、細谷さんの歌声も素敵でした!
そしてやっぱり歌がお上手なので、毎回プレイする度に聴き惚れてしまいました。
甘さも満足出来るものでしたし、とても感動出来る内容で、初めて作られたゲームとは思えないくらいとてもいい出来の作品なんじゃないかと思います。
ただ、文章がしっかりしすぎているので、全体的に長い印象がありますので、サクサク進めたいって方は苦手に感じるかも知れません。
好きキャラランキング
1.颯
1.常磐
3.礎奏太
4.宵宮
5.月白
全体的に割りと好きなキャラでしたので、順位つけるの悩みました。
特に颯と常磐は大好き過ぎて、辛いくらい好みです。
そんな二人に出会わせてくれたこの作品に感謝の気持ちでいっぱいです。
オススメ度&満足度
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★☆
凄くオススメしたい位好きな作品です。
ただ文章が長いので、文章を読むのが苦手な方は辛いかと。
キャラのセリフと、心の声のみで、サクサク進む作品よりも、地の文章がしっかりある作品が好みなので、私は大変楽しめました!
アプリの乙女ゲームとの違いって、シナリオや文章がいかにしっかり出来ているか…という所かな?と思うので、今後もeXtendさんには頑張って頂きたいです!
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