白と黒のアリス -Twilight line -【カノン】白エンド

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オトメイトさんのPSVita用ソフト「白と黒のアリス -Twilight line –」で花江夏樹さん演じるキャラクター、カノンの白エンドの感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

CVは花江夏樹さん。
帽子屋を営む若手デザイナー。

彼女と営む帽子屋では、デザインと帽子の製作を担当している。

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感想

すごく良かったです。
ただ、本編の時のようにカノン個人が良かったという印象よりも、シナリオが良かったなという感想になりました。

白エンドの中に出て来るご夫婦がすごく素敵で。
自分もあんな風に大切な誰かと、ずっと一緒に過ごして、いつか記念日を祝えたらと思いました。
そしてそんな二人を好きてだと思った彼らが、すごく素敵に思えました。
あの後も彼ららしい幸せの形を築き上げていたのだなと思えた事が、とても嬉しかったです。

そしてカノンのツンデレも久々で嬉しかったです!

ネタバレ

白エンド

卒業後、帽子屋を開いた二人。
彼女は接客、彼はデザインと製作の担当だ。
若手新人デザイナーとしても名を馳せるようになった彼の店は、なかなか繁盛していた。

そんなある日一人の紳士が訪ねて来た。
年齢は定年を過ぎたくらいだろうか。
その紳士は長年連れ添った妻への贈り物として、特別な帽子を贈りたいと店を訪ねて来たのだ。

偶然にも紳士と彼女は面識があった。
ちょうど紳士が店を訪ねる前日に、自販機で購入したペットボトルを転がしてしまい、拾ってくれたのがこの紳士と妻だったのだ。

仕事ばかりで寂しい思いをさせたけれど、立派に家庭を守ってくれた妻。
その苦労を労う為の贈り物だ。
なんでももうじき結婚50周年を迎えるらしい。

帽子を選んだ理由は、プロポーズの日に妻がお気に入りの帽子を風で飛ばされ、見つけてあげられなかった事が心残りだった事からだ。

そうして紳士は妻がどんな人で、とんな色を好むのかなどを聞かせてくれた。
そうしてプロポーズの時の様子も、丁寧に話してくれた。

とある映画で、花畑でのプロポーズのシーンがあり、それを見た妻が素敵だと言っていた事から、プロポーズは花畑にしようと決めたそうだ。
事前にリサーチし、満足のいく花畑を見つけ、どんな風にプロポーズしようかと考えてもいた。
けれどいざそこに行くと、妻の帽子が飛ばされるハプニングに見舞われたのだ。
慌てて帽子を探したものの、見つからない。
お気に入りだと知っていたから、申し訳ない気持ちになってしまったと言う。
そうしてお詫びにと、その花畑の花を摘み、花冠を作ってプレゼントしたそうだ。
そこで「どうしてここに連れてきてくれたんですか?」と尋ねられプロポーズをしたんだと言う。

そんな二人の想い出を聞き、ぜひ作りたいと思った彼は快く依頼を受けてくれた。
彼女の方も前日に会った時に、ステキなご夫婦だと見惚れる二人だったので、彼が受けてくれた事を喜んだ。

そうしてデザインに悩む彼を、彼女が連れ出し、あの夫婦の想い出の花畑へと足を運んだ時、彼はこれしかない!と言うデザインを閃いたのだ。

後日デザインを紳士に見せると、本当に喜んでくれ完成の日には夫婦で来店し、帽子を受け取った妻も大変喜んでくれたのだった。

そんなステキな二人と二人の想い出に感化された彼は、高校時代に彼女が作ったワンピースを思い出した。
そうして依頼の帽子と並行し、そのワンピースに合わせた帽子を彼女のために作り、高校の家庭科室に置いておき、彼女をそこへ連れて行ってプレゼントしてくれたのだ。
そうして改めて愛の言葉を伝えてくれた。

そんなステキなその日は、『二度目の告白記念日』として、二人の大切な日になった。

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