恋の花咲く百花園【青柳朔良】

この記事は約5分で読めます。
Nintendo Switch用ソフト 
ブランド:TAKUYO 
ジャンル:女性向け恋愛AVG 
発売日:2020年01月30日 
通常版:7,480円(税込)

TAKUYOさんのNintendo Switch用ソフト「恋の花咲く百花園」で美藤大樹さん演じるキャラクター、青柳朔良のネタバレ要素ありの感想をまとめました。

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キャラクター紹介

※「恋の花咲く百花園」は乙女ゲーム制作会社『TAKUYO』の作品です。
 バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは美藤大樹さん。
百花園のスタッフの一人で、植物にしか興味のない人。

彼女は忘れているものの、その昔百花園で一度出会っていて、彼はその事を覚えている。
彼女が猫太から譲り受けたものと同じ能力を持ち、彼もまた植物の声を聞く事が出来る

猫太から能力を譲り受けたときに、本来彼女が受け取るべきものを受け取ってしまったと理解し、後悔している。
しかし人間には興味がないため、彼女に対してもその他の人と同じ対応だった。

どうしても人と距離を作ろうとする彼。
しかしいつしか彼女にだけは心を許すようになり………。

ネタバレ感想

この感想にはネタバレの要素を含む記載もございます。
未プレイの方の閲覧は、自己責任でお願いいたします。

人を不幸にする存在

彼はとても可哀想な幼少期を送っており、自分は人を不幸にする存在だと思いこんでいました。
華道の家元の家に生まれ、彼が生まれた頃はに母が家元を継いでいて、とても多忙で彼のお世話が出来なかったのです。
幸い植物学者の彼の父は、彼の事を母に変わり面倒を見てくれて、父のお陰で植物に囲まれて生活するようになりました。

そんな彼がここまで自分を責めてしまうのは、父が事故死したから。
記憶が曖昧ではありますが、彼の希望にそう行動を父がとってくれた事が、父の事故死につながったのかな?
その事から、彼は自分が殺してしまったというように思うようになってしまったのです。

最初この事を聞いたとき、少し大げさに感じてしまったのですが、時間をおいて今文字に起こしてみると、幼少期に起きた出来事としては、なかなか重い出来事だったように思えます。

ただね、幼少期のその事件はとても不幸な事件だったし、子供が自分を責めるに十分な出来事だとは思います。
思いますが、だから人と関わらない!…という彼の決断と、それを頑なに実行しているところは、やや大げさに感じてしまったんですよね。

コイハナ

猫太さんが押し付けた種。
これに名前をつけるように言われ、彼女は『コイハナ』と自分の名字をつけたわけですが、これを彼と共同で育てる中、二人は絆を深めました。

だからでしょうか?
彼が好きだと言って、自ら植えて育てていた勿忘草
それに似た目が出たんですよね。

その段階でワクワクしていたのですが、勿忘草として花を咲かせたときには嬉しかったです。
いつも「私を忘れないで」と彼に声をきかせ続けた事で、彼が愛した花。
その花を二人で咲かせた事に、意味を感じました。

そして勿忘草…というか植物と話すとき、朔良さん、すごく優しいんです。
普段冷たい感じだから、なんか別人のように(笑)
そこにちょっとヤキモチをやいた私は、結構彼に心を奪われていたのかも知れません(笑)

生花をしたり、お茶も嗜む和装男子
そんなところも彼の魅力なのではないかと!

バレンタインに消えた彼

バレンタインは割と好きなイベントでした。
彼女が彼のために彼の好きな花を模したチョコを作るのも素敵でした。

ただね、主人公が鈍い(笑)
もう社会人なのと、高校時代にみんなの恋愛相談に乗っていたはずなのに。
いつまでも自分の気持に気づかないんですよね。

割と乙女ゲームで多いですよね?
ピュアで恋心になかなか気づかない女の子。
でも現代の設定でしかも社会人。
そこにそのキャラはどうかな?と思ってしまったりも(笑)

そしてバレンタインに慌ただしく彼女に何も言わずに消えた彼。
せっかく作ったチョコが…と思ったのに。
なんか彼女が慌ててて、彼の机に手作りチョコを置きっぱなしにした…という渡し方(笑)
斬新でした(笑)

誕生日のプロポーズ

総評でもお話したように、エピローグが長いです。
長すぎて萎えます(笑)
やっぱり何事にも限度があるのだと実感させられました。

すごく好きな作品なんかは、もっともっと…と思うわけです。
それでもそんな作品でもここまでエピローグ長いと、多分萎えると思うんでよすね。
求める以上に与えられるより、求めているのに少し足りないくらいが、より感情を大きくしてくれる気がしました。

そして朔良さんのシナリオって、プロポーズとかあるんですよ。
あるんですけど、ちょっとリアリティがないというか(笑)
おままごとっぽい感じもしちゃって。

いや、私もそんなんされたら嬉しいかもですが、リアリティがないよ…と(笑)

ただ絵の雰囲気、作品の雰囲気とかには、こういうプロポーズもありかもとは思いました。

生花の使い方が洒落ていた

感想書くのが苦手だからネタバレから感動した部分を伝えたいと思い今までネタバレを書いてきました。
でも、これからはネタバレ要素ありの感想を綴って行く事にしました。

その記念すべき一人目が朔良さんです。

そんな事もあり、まとめ方が分からない(笑)
だから何も伝わらない可能性も大ですが、何かが伝わったら嬉しいです。

朔良さんという人は、扱いにくいところもありましたが、恋人になったら甘々で。
扱いにくい、気難しいという印象だった分、より甘々に感じる事が出来ました。

いつもさり気なく生花して座敷に飾ってくれていたところなんかも、素敵な人だと思いました。
その生花で彼の心の変化を表しいているという演出も、なかなか洒落ているなと思いました。
声も今回の作品の中では、一番好みでした!

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