DYNAMIC CHORD feat.[reve parfait] V edition【香椎玲音】

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【通常版】DYNAMIC CHORD feat.[rêve parfait] V edition - PS Vita

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キャラクター紹介

CVは江口拓也さん。
[reve parfait]のヴォーカル。

主人公とは幼馴染だが、彼の家の離婚後、母に引き取られた彼とは彼女は離れ離れに。
再び高校で一緒になるも、なんとなくギクシャクしてしまう。

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感想

当時の感想のメモをなくしてしまったので、今現在の記憶を頼りに。

個別ルートに入る前は、冷たい感じでしたので、正直プレイしてみるまでそんないい印象もなかった人。
けれど実際にプレイしてみて、印象が変わりました。
そして自分でもビックリなくらい、大好きになれたキャラ。

後から攻略したつむぎくんに負けてしまいましたが、本当に素敵でした。
このシリーズは感想を書いている現在で、三作プレイしているのですが、レヴァフェが一番好きだなって思いました。
そしてシリーズのすべてのキャラの中でも、玲音は大好きです。
つむぎくんと玲音が同じグループなのが悔やまれるくらい(笑)

そんな素敵な玲音くんに会えた事に感謝です。
江口さん、素敵な玲音くんをありがとうございました。

ネタバレ

本当はずっと後悔してた。
あの日のキスを。
あの日、俺におまえを追いかける勇気があったなら、俺たち何か変わってたのかな?

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隣の家に住む幼馴染の女の子。
同じ年で、いつも一緒に遊んでた。
良くお互いの家に泊まったりもした。

彼女にとって彼は、単なる幼馴染だったのかも知れない。
けれど、彼には違ってた。
ずっとずっと幼い頃から、彼にとって彼女は特別な存在だった。

それでも本当の気持ちなんてなかなか伝えられやしない。
伝えた事で幼馴染という関係が、壊れてしまうのが怖いから。

そんな事であいつの傍に居られなくなるのなら、ずっとこのままでいい。

そんな風に考えてもいた。

中学に入り、カッコよくなって、女の子にモテ出した彼は、告白してくれる女の子と次々と付き合いだした。

面倒だろ?
断ったりして泣かれでもしたら。

そんなつまらない理由。
とても相手に失礼な理由。

だって彼にとって特別なのは彼女だけ。
それ以外はどうでも良かった。

そんな彼の態度に、彼女が怒るから。
だから冗談めかして言ってしまったのだ。

だったらおまえが俺の彼女になれよ。
そしたらもう他のヤツ傷つけずに済むだろ?

…なんて。

また怒られて終わりだと思って言った言葉だったのに、「いいよ。じゃあ、私が彼女になる」そう返されて驚いてしまう。

それでも彼にとって彼女は特別だったから。
ずっと大好きな存在だったから。
経緯はどうあれ、付き合える事になったのは嬉しくて。
彼は約束通り、他の女の子を傷つける事なく、彼女一筋になったのだった。

けれどその頃、元々仲の良くなかった彼の両親の間で、離婚の話が進んでいた。
そうしてついに、どっちがどっちを連れて行くとそんな話まで持ち上がった。

兄の亜貴は父の元に、弟である彼は母の元に行く事に。

両親の仲の悪いのは、今に始まった事じゃない。
そんな毎日の中で、彼には兄と彼女が救いだったのに。
母親に連れて行かれる事になった彼は、そんな二人と離れることになってしまう。

体は大きくなって、生意気な態度も取るようになったけれど、元々泣き虫の寂しがり屋の彼だから、その状況がひどく辛かったのだ。

だから甘えたのかも知れない。
傍に居てくれる彼女に。
そうして両親の話をして弱音を吐くとともに、彼女にキスをした。

始まりは冗談みたいなものだったけど、ずっとずっと好きだった彼女だから。
彼なりに本気だったのに。

突然の事に、地味で恋愛経験も乏しい彼女は、どうしていいのか分からなくて、思わず彼を突き飛ばしてしまった。

そうして走り去った彼女。
追いかけて、気持ちをちゃんと説明すれば良かったのに。
冗談みたいに始めてしまった関係だから、今更本当の気持ちを話して、彼女に本気で拒絶されるのが怖かった。

おまえを失ったら俺、どうしていいのか分かんねぇよ。

そうして追いかけられないまま、彼の両親の離婚が決まり、彼は母親に連れられて香椎の家を出てしまう。
あの日のキスの意味も、ちゃんと伝えられないままに。

遊びでキスした訳じゃない。
俺は本当におまえの事が…。

そうして月日は流れ、彼は彼女の代わりとばかりに、次々と新しい彼女を作るようになった。

だって、誰でも同じだから。
あいつじゃないなら、誰でも一緒。
付き合う事に意味はない。
ただ寂しさを埋めたいだけ。

それでも彼女への想いは消えないまま、彼は高校受験を迎えた。
こっそりと兄に訊いて、彼女が受験する高校を彼も受験する事に。
もう一度彼女に逢いたくて。
その為に苦手な勉強も頑張った。

そうして無事に彼女と同じ高校に合格し、再会を果たしたものの、いざ本人を前にしたらどんな態度を取ればいいのか分からない。

もう俺に話しかけんな!

だから言ってしまったのだ。
どうしていいのか分からいままに、そんな冷たい言葉を。

そうして更に溝を広げた二人だったが、彼と同じバンドのメンバーの久遠が、彼女を彼らのバンドの練習しているスタジオにつれて来た事から、二人の関係は少しずつ修復され始めた。

学校でも話をするようになった二人だったが、見た目が地味な事が災いし、彼のファンから嫌がらせを受けるようになった彼女。

それでも昔のように彼と話せる事は嬉しくて、一人黙ってい耐えていたのだったが、そんな彼女の様子に気づいたバンドのメンバー達が、彼女が呼び出されていた場所に駆けつけ助けてくれた。

その事件以来、嫌がらせの首謀者だった二人とは、すっかり打ち解け友達に。

次第に二人の心の距離が近づいた頃、彼は付き合っていた恋人と別れた。
彼女を大事にしたかったから。

一方突然別れを切り出された恋人は、そんな彼の態度に納得できず、彼女に対して嫌がらせを。
けれど、それが彼を怒らせ、その事がキッカケで、二人は付き合う事に。

そうしてデビューをかけたクリスマスライブも無事に成功をおさめ、苦労して彼が作曲した新曲も好評で、彼らのバンド、[reve parfait]のデビューが決まった。

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あの日のキスが忘れられず、おえまにキスするのすげぇ怖かったけど。
でも、あの頃の俺たちとはもう違うから。
今度は大丈夫。
これは別れのキスじゃない、俺たちの新しい始まりのキスなんだから。

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