囚われのパルマ【ハルト】

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CAPCOMさんのNintendo Switch用ソフト「囚われのパルマ」で梅原裕一郎さん演じるキャラクター、ハルトの感想とネタバレ(あらすじ)をまとめました。

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キャラクター紹介


※「囚われのパルマ」はCAPCOMさんの作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは梅原裕一郎さん。
シーハイブ製薬の管理する収容施設で収監されている青年。
記憶をなくしており、人の心が見える能力を持つ。


見え方は心が読めるというものではなく、なんとなく色で見えるもの。
にも関わらず主人公の心だけが見えないことを不思議に思いつつも、彼女との時間の中で絆を深めて行く。


感想

なちゅ
なちゅ

今回は珍しく感想にネタバレ要素ありなので、閲覧には注意して欲しいにゃ

すごい良かったです。
ただ、個人的に私の見たエンド1は微妙かも?(笑)
色々と調べたところ、私はエンド3が良かったかも?と思いました。


事件の謎を解いていく感じも楽しかったです。
そして彼の過去を探る中に、主人公が絡んで来るのも良かったです。
こういう展開は大好物だぞ!と思いながらプレイさせていただきました。


いつもはネタバレに配慮しつつ書かせて頂く感想ですが、注意書きを入れたので書いちゃいますが、エンド1は忘れられてしまうエンド。
まぁ、またいちから二人の時間を築いて行こうね…とプラスに取ることも出来ます。
決して悲しいエンドではなく、未来の希望に満ち溢れているエンドでした。
でも、私はあんなに泣いたのに、あんなに愛していたのに…と思ってしまって(笑)


エンド2は忘れているけど思い出す…というエンドだそうです。
こちらは忘れられたものの、会ったことで思い出してくれるというところが、共に過ごした時間が彼の中に残っていたのねと思えそうで。
そこがいいなって思いました。
見てませんけどね?(笑)


そしてエンド3はそもそも記憶を消してないエンド。
これいいなって思いました。
彼女を巻き込まないために、彼女への配慮から施設を出て記憶も消したということにして、でも施設に残り、彼女との日々を覚えたまま、彼女の幸せを祈りくらしていたのかな?って思うと、愛されている感じがしてしまったんですよね。
これも実際に見れていないエンドなので、イメージで「これが良かった」と言っているだけですが(笑)


彼と過ごす時間がすごく好きだったんです。
ゆったりとした話し方とか、彼の周りだかけ時間の流れがゆったりしてるように見えるところとか。
すごくそばにいて心が落ち着く感じでした。


どうしてもせかせかしてしまう私みたいなタイプには、彼みたいな人のそばが、日常のせかせかした感じから切り離してくれるようで、心地いいのかもしれません。


そしてシステム的にもGSに似ているところ満載ですが、佐伯くんを思わせる放っておけない感じが、大変好みでした!
もっと一緒に居たかったし、全部のエンド見たかった(笑)
それくらいハルトくんにハマりました。


何よりここまではまれる梅原さんキャラって、初めて出会えたので。
そこま嬉しい誤算でした!


ネタバレ(あらすじ)

約束するよ。
また君に会えたら、もうその手を離さないって。

君のことは信じられる

記憶を失くした俺は、何も覚えていないけど、何かの事件を起こし、この施設に収監されている。
その記憶が重要なのだろう。
俺の記憶を取り戻すために、今まで何人もの相談員が俺の前に現れた。


でも俺には心を見ることが出来るから。
その能力のせいで、大抵の相談員はすぐに音を上げて出ていってしまった。


新しい相談員が来る。
そう聞いていたけど、君は予想外だったんだ。
どう見ても普通の女の子で、そのうえ君だけは心が見えなかったから。


どうして見えないのか?
理由は分からない。
それでも君と話をするうちに、最初こそ疑ってはいたものの、君のことは信じられると思えるようになったんだ。


君だけ見えない

そんな君との出会いは、もっとずっと幼い頃だった。
あの頃は両親もまだ元気で、この島で一人きりで遊んでいた俺の最初の友達が君だった。
一人きりだった俺に、かくれんぼを教えてくれたこともあった。


俺には人の心が見える能力があったから、だから君を見つけることが容易だった。
けど君は何の能力もないのに、カンですぐに俺を見つけてくれたんだ。


そんな君が本土に戻ることになって。
また会えるようにと二人でタイムカプセルを埋めた。
そうして俺が大好きな景色を見せたくて、風吹き岬の木に二人で登った。
その時だった、強い風が吹いて、君が木から落ちてしまったのは。


君を助けようと俺は必死に手を伸ばした。
けれどその手は君に届くことがないまま、君は落ちてしまった。


怖かった。
怯える君の心が。
だから俺は君から逃げた。
その心を見ることが怖くて。


唯一の友達で大切な人だったから。
だから君に拒絶されるのが、失望されるのが怖かったのかもしれない。


あの日逃げてしまったから。
だから俺は君の心を見ることが出来なくなってしまった。
君の心だけ見ることが出来なくなってしまったんだ。


そのことがずっと心残りで、会えたら謝りたいと思っていたのに。
いざ君だと分かったら、なんと言葉にしていいのか分からなくなってしまった。


けれどそんな俺を君は許してくれたんだ。


ベアトリーチェ

君が外で情報を集めてくれたおかげで、俺は両親のことを思い出すことが出来た。
両親は製薬会社で研究をしていた。
とても忙しい人達だった。


それでもいつもどちらかが先に戻って来てくれていたのに。
あの日だけは違っていた。
遅くなったからと、二人で会社の車を借りて戻るところだったらしい。


そうして事故が起き、二人は亡くなり、俺は一人になってしまった。


その後アメリカへ渡り、大学に進み、就職のときにある製薬会社から声がかかった。
それがシーハイブだった。
そうして俺は柾木さんのチームの一員として研究に励んでいた。


研究していたのはベアトリーチェ。
新しい物質の開発だった。


けれどあるとき俺は知ってしまった。
その実験で人体実験が行われることを。


だから俺は全てのデータを消した。
そしてその直後、柾木さんとあの懐中時計の記憶を最後に、俺は記憶を失った。


動き出した時間

あの頃は自分の脳力が認められたと思っていた。
けれど柾木さんの目的は違っていた。


彼女の調べで分かったことは、柾木さんは俺の母に執着していたということ。
そうして母の代わりに、母によく似た俺を研究チームに呼んだのだった。


そう、俺が研究していたベアトリーチェ。
それはもともと柾木さんと母が研究していたものだった。


何も知らないまま、母親の研究の後をついで、危うく人体実験にまで手を貸すところだったんだ。


それでも柾木さんは、ベアトリーチェを俺の母を諦められなかった。
だから俺が消したデータをどうしても取り戻したいと思い、俺の記憶を取り戻すため、様々な相談員を送り込んで来たのだった。


けれど誰もうまく行かない中、看守として入り込んだこの研究を調べているあの人が、彼女を連れて来た。
理由はシーハイブの息のかかっていない相談員をとのことだった。
俺と彼女の過去など、何も知らなかったはずだ。
それでもその看守のお陰で二人は再会し、彼女が木から落ちたあの日に止まった時が動き出した。


新しい二人の関係

シーハイブの人体実験のことを暴きたくても、一人じゃ何も出来ない。
両親の事故だって、あの研究が絡んでいるんだ。
もしかしたらただの事故じゃないかもしれない。


そんなとき看守から提案があった。
シーハイブの研究のことを証言してほしいと。
そしてその証言の後、俺の記憶を消す事になる…と。


やっとあのときのあの子と再会出来た。
あのときよりも、今はもっと大事に思っている。
かけがえのない大切な人だ。


だから本音を言えば忘れたくない
もっと君と一緒に居たい
君も同じ気持ちだって知ったら、一層その想いは強くなった。


でもその一方で、忘れた方がいいとも思った。
そうすることで、君を守れると思ったから。


そうして俺は施設を出て証言する事になり、君も本土に帰れる事になった。
それで終わるはずだったのに…。


2年後俺は君と出会った。
記憶を失くした俺が唯一持っていた種を育て、その黄色のアネモネを沢山咲かせていたところで。
君が俺を見て泣いた理由も、今の俺は分からない。
初対面の俺の名前を知っていたことも。


だから俺たちはまた一から始めたんだ。
新しい二人の関係を。
悲しい別ればかりを繰り返した俺たちだけど、今度の物語の結末はハッピーエンドでありますように。


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