Cafe Cuillere ~カフェ キュイエール~【東雲景太】

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キャラクター紹介

CVは岡本信彦さん。
同じクラスの男の子。


スイーツが好きなのだが、それは彼女以外には秘密にしていた。
付き合いたい男子No.1に選ばれる程の人気者。

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感想

景太くんに宛てた手紙風の感想。
ネタバレ要素も含むのでご注意を!


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最初の印象は皆んなと同じでした。
なんでも出来る優等生で、人当たりのいい人気者。


けれど一緒にキュイエールで働くようになって知りました。
あなたが意外と不器用だと言う事を。


それでもそんな自分を認め、決して諦めずに努力し続ける姿は、とても眩しかったです。
私もそんな風になりたいって。


最初は当たりの厳しかった四条くんも、あなたの頑張りを認めてくれましたよね?
その時は本当に嬉しかったです。
だって、二人は学校でもいつも険悪になってしまっていたから。


とは言っても、私の目から見ると、普通に付き合いたいあなたに対し、ライバル心をむき出しにして、素直になれない四条くんと言うように見えましたが。


留学の話もびっくりしましたが、確かにお店で外国語が出来た方がいいなって話をしたんですよね?
でもそこから外国へ留学って言う発想が、思い切りがいいなって思いましたし、とても好きになりました。
確かに永瀬さんも留学をお勧めしてましたしね。


クリスマスの夜は、家族にあなたを紹介出来て本当に嬉しかったです。
両親にも気に入って貰えて、みんなに認められたみたいで、すごく幸せな気持ちになりました。
プレゼントも、やっぱり似てるんだなって思えて嬉しくなりました。


幼馴染の女の子の事で、とても辛くなりすれ違った時間もあったけど。
それがあったからこそ、どれ程好きなのかを実感出来たように思います。


これからもキュイエールで一緒に働きながら、楽しく過ごして行きたいです。
そして卒業後のあの約束も、実現させたいって思います。


ネタバレ

人気者のクラスメイトの彼は、彼女が重いダンボール運びを引き受けた時、一緒にやりますと名乗りを上げてくれた。
彼にはどうしても気になる事があったのだ。


ねぇ、なんでいつも大変そうな仕事を率先してやってるの?
彼が尋ねたかったのはそれだった。
いつも彼女は女子がやらなそうな力仕事などを、率先して頑張っていた。
そして彼はいつもそんな彼女を見てくれていたのだ。


実はね、パティシエになるのが夢なの」と言った彼女は、パティシエには体力が必要だから、筋トレも兼ねて大変な仕事を引き受けている事や、毎朝ジョギングで体を鍛えている事などを話したのだ。


そんな彼女の話に感嘆した彼とは、その後、放課後に寄り道をしたケーキ屋の前で再会した。
最初こそ、ケーキを姉に頼まれた…と嘘をついた彼だったが、彼女が自分に夢の事を話してくれたからと、「実はオレ甘い物が好きで」と話してくれた。
そうしてその店のケーキは彼の買ったものが最後の1つだとも教えてくれたのだ。


そこのケーキを楽しみにしていた彼女は、少しがっかりしたものの、また来ればいいんだから…と帰ろうとした。
すると彼が「良かったら半分ずつ食べない?」と誘ってくれたのだ。


二人で公園に移動し、1つのショートケーキを食べることに。
まずは彼女がケーキを撮影したいと言い出した事から、ノートの話になった。
幼い頃からパティシエになりたくて、ケーキの研究と称して、色々なスイーツを食べ歩きノートにまとめているのだと。


彼女の話に驚いた彼は、ぜひそのノートをみたいと言い出した。
けれどこのノートは樹に役立てて欲しいと書き始めたもの。
もう20冊も貯めたこれは、一番に樹に見せたかったのだ。
それでも、貴重なケーキを分けて貰ったので、そのお礼にとノートを見せる事に。


そうして二人で1つのケーキを頬張っていると、母のケータイからの着信が。
出ると声の主は母ではなく、幼馴染の湊だった。
お知らせがあると言う湊の言葉に、湊の兄の樹が戻るのでは?と嬉しくなった彼女は、急ぎ帰宅したのだった。


けれど家には湊と双子の兄弟の陽の二人だけ。
しかし彼らから情報を得る事が出来た。
樹は日本に戻っていて、カフェをオープンする事になった…と。


後日双子の情報を頼りに、店を訪ねると、オープン準備のそこでついに樹に会う事が出来たのだ。
嬉しくて浮かれていた彼女だったが、思いがけない事件が起きた。
なんとパリでの写真を見せて貰っている中に、綺麗な女性の写真を見つけてしまったのだ。
気になって尋ねてみると、その女性は恋人だと教えてくれたのだ。


終わってしまった。
ずっと好きだったのに、告白の機会も得られぬまま、初恋は砕け散ってしまった。


落ち込んだ彼女は、貸していたノートを返してくれた東雲に、「良かったら、東雲くんにそのノートあげるよ」と言い出すほど。
結局ノートは受け取ったが、家に持ち帰る気になれなかった彼女は、そのノートをゴミ箱に入れてしまう。
しかし、それを見ていた彼がノートをゴミ箱から救出してくれたのだ。
彼女を案じる彼に、事情を話すと「せっかく樹さんの為に書いたんだから、見せなきゃ」と励ましてくれた。


その日帰宅すると、ちょうど樹が彼女の家を訪ねていて、彼に言われた通り、ノートを渡す事が出来た。
けれどまた吹っ切れない。
失恋を引きずったまま。


だから樹の店のバイトが必要だと言われても、すぐにやるとは言えなかったのだ。
母が熱心に勧めていたのに。


その後、樹に会いに店を訪ねた時に会った永瀬にスカウトされ、結局樹の店キュイエールで働く事になった彼女。
スタッフが足りないから、イケメンを連れて来て欲しいと頼まれ、まずは同じクラスの四条をあたる。
しかし四条は既にアルバイトをしていると言う事で断られてしまった。
そうして一番誘いたかった彼に話をしてみると、二つ返事でオーケーしてくれたのだ。


ただ心配はしてくれていた。
樹の店である事を。
彼女の失恋を知っている彼だから。


そうして慣れない接客も、二人で協力し助け合いながら上達していった。
アルバイトを通じて、二人は確かに絆を深めていたのだ。


しかし、そこで彼の幼馴染でモデルをやっている女の子が現れ、彼はただの幼馴染だと言うのに、「やだ、けいちゃん。ちゃんと彼女って紹介してって言ってるのに」と言うのだ。
そんな幼馴染の登場により、互いに想い合いながらもすれ違う二人。
その事に悩み、樹に話を聞いて貰えば、そこを彼に見られてさらにこじれてしまったことも。


それでも想いは変わらなかった。
だからすれ違いを乗り越え、二人はついに恋人に。


クリスマスはケーキ屋にとって大事なイベント。
大忙しの営業を乗り切り、彼女の家で共にクリスマスを祝ったり。
彼の家にお邪魔して、いい雰囲気を家族の帰宅で邪魔されたり。
まだまだ二人の時間は始まったばかり。


またすれ違う事もあるかもしれないが、一度乗り越えられたから。
二人ならきっと大丈夫。
そうしてこれからも二人で手を取り合いながら、幸せな未来へと歩いて行くことだろう。


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