キャラクター紹介
CVは石田彰さん。
職業は漫画家。
世界的な大ヒット漫画の作者。
現在はなぜだか漫画の創作をおやすみして、ニート生活をしている人。
人付き合いが苦手で、口が悪い。
いわゆるツンデレタイプの人。
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感想
石田さんだから…と選びましたが、話し方とか、ちょっと意外というか、今まで知らない石田さんでビックリしました。
更には、どうなんだろ?この人…なんて思ったりも(笑)
なのに最終的には大好きに。
石田さんの演技がうまい事はもちろん、物凄い好みでした!
しかも途中まで全く気付きませんでしたが、彼は年下さんでした。気づかないままに恋に落ちるって、私はやっぱり年下好きですね(笑)
ニート生活をしている理由も、全く予想できないものでビックリしましたし、その後の展開も凄く良かったです。
人付き合いが苦手で、思った事を口にしてしまう彼で、人に煙たがられる事も多々あるようですが、結構そんな彼を理解して、傍に居てくれる人が居て、愛されてる感じも良かったです。
それに、愛される人だろうな…というのが、シナリオ攻略中に自分も感じる事が出来たのも良かったです。
再び漫画を描き始めた時のあのイベントも凄く素敵でした!
本当に感動しましたね。
移植だから…と舐めてましたが、ごめんなさい、凄く感動しました、凄くときめきました!
移植って、侮れないなと思わせて頂いた作品です。
第○話って、25回だか26回くらい挟まれるのが非常に残念でしたが、内容は凄く良かったです。
ここが移植ならではなんだろうな…と。
携帯用の乙女ゲームって、一話が短く、一日に一話とか、その半分ずつしか読めないという作りになっているものですからね。
でも、それはアプリとして運営していく為の事情も分かるので仕方ないとして、折角の移植なのだから、そのあたりは話がいちいち途切れないように何か工夫も欲しかったなって思います。
他の兄弟も気になりつつも、楓さんが好きすぎて、他の人攻略出来ないといういつものパターンに(笑)
だから好きになりすぎると、他の人を深くしる事が出来ない残念感も。
それでも、ここまで大好きになれるキャラは、すべてのゲームでいる訳ではないので、出会えた事に感謝したい気分です。
そんな素敵な楓さんを演じてくれた石田さん、ありがとうございました。
ネタバレ
あんたと出会えたお陰で、あの人と向き合ってみよう、もう一度描いてみようって思えたんだ。
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女手一つで彼を育ててくれた母親は、とても忙しく彼はいつも1人だった。
1人で絵を描いては空想する日々。
中学に入った頃には、漫画を描くようになっていた彼。
そんな彼を周りは馬鹿にしたりしたが、気にする事なく彼はひたすら漫画を描き続けた。
高校に入ってからは、漫画研究部に所属するようになったものの、いつも1人黙々と作業していた彼は、人付き合いが苦手だった。
そんな彼が唯一心を開いた相手が、部長の品川だった。
品川の絵の上手さに、彼は「才能がある」と言い、品川の言う事だけはきくようになったのだ。
そうして人付き合いが苦手な彼が、唯一信頼し、慕った品川。
彼が高校の卒業間際に応募した漫画の新人賞に、たまたま彼も応募していたのだが、賞を取ったのは彼で、今回は…と自信を持っていた品川は失意のまま卒業。
その後2人が会うことはなかった。
所が、新人賞を受賞した直後、漫画家としてデビューした彼は多忙を極め、彼の元にプロのアシスタントとして、出版社の紹介でやって来た品川。
2人は再会を果たし、また互いを信頼しあいながら仕事をするように。
そうして数年の月日が流れたある日、品川が彼の元を去った。
品川の夢はアシスタントではなく、あくまで漫画家になる事だったから。
そうして彼は信頼出来る有能なアシスタントを失った。
しかし、彼が失ったのは、それだけではなかった。
品川が辞めたと同時に、彼の人気漫画ドラゴンロードの続編のプロットが消えていたのだ。
そう、犯人は品川。
自分が漫画家としてデビューするために、彼のプロットを盗んだのだ。
そうして彼のプロットを元に品川は新人賞を受賞し、漫画家としてデビューを果たした。
その事が彼をヒドク落ち込ませた。
大切なアシスタントを失っただけでなく、唯一信頼出来る存在をも失ったのだから。
そうして彼は漫画を描く事が出来なくなり、ニートのような生活をするように。
元々悩んでいたし苦しかった。
作品はどんどん人気となり、それに伴い彼自身が描きたいものを描く事が許されなくなった。
もうドラゴンロードは彼1人のものではなくなってしまったから。
そんな苦しさに思い悩んでいた時に、品川が辞め、更には裏切られたことを知った彼は、全てがどうでも良くなってしまったのだ。
そんな時彼女と出会った。
元々は単なる遺産目当ての偽装結婚の予定が、彼がどうでもいいと思い始めていた漫画を自分でお金を払い手に入れ、とても気に入って続きが読みたいと何度も彼に訴えた彼女。
そんな彼女の真っ直ぐな思いが彼の心を動かした。
彼に創作意欲を湧かせ、更には品川と話す勇気まで与えてしまったのだから。
そうして品川ともしっかり向き合い、新たに続編のプロットを作り、彼の連載が再開された。
担当の手違いで、初回の締め切りの伝達ミスから、急いで仕事を終えなければならなくなった時、借りがあるからと、品川が手伝ってくれた事で、また共に仕事が出来る関係に。
続編も好評で、彼に創作意欲を湧かせた彼女は、続編のヒロインのモデルにもなり、2人は絆を深めることになった。
契約結婚のつもりが、いつしか互いが互いを大切に思って居たから。
その後彼女と結婚した彼は、子供にも恵まれ幸せに暮らすことに。
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今度は息子を主人公にした作品を描いてみようと思ってる。
成長記録があった方がいいだろうからな。
読者は俺とあんたと息子だけの特別な作品だ。
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