DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch【逆巻カナト】DIABOLIK LOVERS

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キャラクター紹介


※「DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。

CVは梶裕貴さん。
逆巻家の問題児三つ子の一人。
一番小柄な男の子で、テディと言う熊のぬいぐるみを抱えている。

病んでいて癇癪もちの為、ちょっとした事でヒステリーを起こす。
なかなか扱いにくくはあるが、たまに優しい。

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感想

梶さんのキャラはたいてい好きです。
だから…とPSP時代に挑戦して挫折した事のある彼です(笑)

今回再挑戦となりましたが、結果はなんとかゴール…という感じ(笑)
とにかく癇癪がひどくて、他のキャラのボリュームに合わせると、「梶さん、少し声大きいです」って言いたくなるくらい、いつも大きな声で怒ってました(笑)

シリーズ長いので、最終的に好きになれるかもしれません。
私のこの感情が、今後どんな変化を見せてくれるのか、自分でも楽しみながらシリーズを追いかけて行きたいと思います。

ネタバレ

愛してあげます。
壊してあげます。
ずっとずっと、永遠に…。

可愛い物好き

逆巻家でお世話になる事になった彼女は、いきなり兄弟全員にその血を狙われてしまう。
一斉に彼女を襲おうとする彼らに、「私だって血を吸われる人は自分で選びたい!」と告げた事で、一人を選ぶ事に。
そうして彼女が選んだのが彼だった。

理由は簡単。
彼は可愛いぬいぐるみを抱えていて、彼女も可愛いものが好き。
可愛いものが好きな人に悪い人はいないと思ったからだ。

けれど思ったような人ではなく、苦労の連続。
そんな彼女をみて、三つ子のアヤトとライトは「一番厄介なのを選んだな」と同情する程だった。

やっと手に入れた「あの人」

「あの人」と彼が呼ぶ相手。
それは彼の母親だった。
彼と言う子がありながらも、常に恋をしていた女性だ。
彼がそばにいても構う事なく、男と快楽を貪っていた。

それでも彼は母親が好きなのだろう。
いつも思っていたのだ。
母さまを独り占めしたい」と。
邪魔するやつなんて、いなくなればいい…と。

ある時、そんな母を独り占めする機会が訪れた。
母がバルコニーから落ちたのだ。

彼が駆けつけた時には、母はもう動くこともなく、胸には大きな穴が開いていた。
心臓がない、探さないと
慌てて心臓を探そうとするが、辺りには見当たらない。

だから彼は母の手を握ってみた。
けれど母は目を覚さない。
いつも好きだと喜んで聴いてくれた歌を歌っても反応は同じだ。
死んでしまったんだ
そう気づいた時、彼は嬉しくなった。
だってもう母を誰かに取られる事はないのだから。

そうして彼は、雨に濡れる母の亡骸が寒くないようにと火をつけた。
燃え盛る母の亡骸を前に、やっと母を自分だけのものにできた喜びを噛みしめ笑い出す彼。
母が死んだ悲しみより、もう誰にも奪われない喜びの方が優っていたのだ。
悲しい事に。

テディの中の「あの人」

彼は人形をコレクションしていた。
彼女に見せると怖がられるそれはリアルな蝋人形だ。
その材料となるのは、人を燃やした灰。
母が次々と要らなくなる男を彼にくれるのだ。
人形の材料として。

時には、「母さま、もう材料がないよ」とねだる時もある。
すると「今日来る男をあなたにあげるわ。もう飽きたから」と言う具合だった。

そうして燃えた灰を使い作る蝋人形は、本人そっくりに作っていた。

あの日燃やした「あの人」の灰も、瓶に詰めてテディの中へと入れた。
だから彼は大事にしていたのだ。
ずっと自分のものにななかった母親を自分だけのものに出来たから。

愛して欲しいのに愛されなかった。
だから誰より母に執着したのだろう。
そして母亡き今は、その灰が入っているテディを大事にしている。
離せないのだ、母が恋しくて。

独り占めしたい人

ある日突然やってきた彼女は、懐かしい匂いがした。
彼女は全然あの人に似ていないのに、匂いだけはあの人と同じだった。

だから彼女が自分を選んでくれて、そばでその匂いに触れられる事は嬉しかったのだろう。
けれど母に愛されなかったから、愛し方が分からない。
彼女もあの人のように、自分の前から去る気がして怖いのだ。

そんな不安をただひたすら彼女にぶつけていた。
だから酷い事もたくさんした。
それでも彼女は側に居てくれた。

そうしていつしか彼女は彼の特別になっていた。
誰にも渡したくない、独り占めしたい人。
あの人以外にそんな感情を抱くなんて、自分でも驚きだった。

彼女の中に

身も心も彼女を手に入れた彼は、二人きりの世界を望んだ。
僕が彼女だけを求めるように、彼女にも僕だけが居ればいい…と。

そうして彼女に快楽を与えて、堕として行く。
次第に思考出来なくなった彼女は、色々なこを忘れていった。
自分に父と言う家族が居る事も、学校の事も、彼の家族の事も。
自分には最初から、カナト一人しか居ない…と思い込んでしまった。

そうして彼と体を重ね、彼と共にある事で、彼女の体は次第にヴァンパイアへと変化して行った。

そんな頃、彼の叔父がおかしなことを言い出した。
あの日、死んだあの人から心臓を取り出し、人間の娘に植え付けた…と。

おかしな事を言う叔父だと思った彼だったが、ある事を思い出した。
彼女から感じる懐かしい匂いだ。
そうして納得したのだ。

あぁ、あなたからする懐かしい匂いは母さまのもの。
そうか、母さまの心臓は彼女の中にあるのか
…と。

ヴァンパイアへ

そうして強い痛みを乗り越え、ヴァンパイアへと生まれ変わった彼女。
彼は二人の邪魔になる全てを消した。
その命を奪って。

彼女を手に入れる事が、ヴァンパイアの長を継ぐ条件だった為、その座は彼のものになった。
そしてそこに異を唱えるものや、邪魔をするものは全て排除したのだ。
彼女との平穏な二人だけの暮らしを作るために。

そうして彼は彼女を妻として手に入れ、その中にあるあの人の心臓をも手にした。

ヴァンパイアの長の城は広く、掃除などの世話の心配をする彼女。
だから人間を連れてきてやらせればいいと言う彼。
弱い人間を不眠不休で働かせ、使い物にならなくなったら、血を吸い尽くして燃やせばいい…と。
まだ人の血を知らない彼女は、好みの味もわからない。
そんな彼女に色々な血を味合わせるのにも丁度良かったから。

そうして誰にも邪魔されない二人きりの世界を、これから先の長い年月の中、堪能して行くことだろう。

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